あらすじ
2006年、シカゴの病院で働くことになった女性医師ケイト(サンドラ・ブロック)は、湖岸に立つ一軒家からシカゴ市内に引っ越すことに。郵便受けに次の住人へのメッセージを残した彼女は、後日返事を受け取るものの、それは2004年を生きる建築家の青年アレックス(キアヌ・リーブス)からの手紙だった。《Wikipediaより引用》
2000年に韓国で制作した映画を2006年にリメイクしたもの。感想
とてもロマンチックで素敵な話でした。
2004年を生きる青年アレックス(キアヌ)は、2006年を生きる女性のケイトと、時空を超えて手紙のやり取りをします。
姿は見えないけれど、アレックスが書いた地図を頼りに彼の好きな散歩コースを歩いたりするシーン(エアデート?)にキュンとしました。
好きな人を感じながら過ごすケイトとアレックス。だけど、時を超えられないことが2人にとってはもどかしいのです。
〜早く会いたい〜
お互いに相手を探し、時が交わるのを待っています。2004年のケイトに会いに行くアレックス。
アレックスは徐々にケイトの時間に関わり始めます。2006年のケイトは『ああ、あの時の男性だったのね!』と少しずつ記憶を蘇らせていきます。
私たちの出会いも、
絶対会えない人もいれば
週に何度も鉢合わせする時もあります。
沢山の人が行き交っている中で
なぜこの人なのか?
どこに惹かれているんだろう?
自分は何を望んでいるのだろう?
その中で、お互いに認識して
意思疎通が出来て親しくなってゆく不思議。
出会う人が変わってきたのは
自分が変化している証拠。
パートナーに限らず、運命の人はいつも
自分の目の前に現れ続けているのですね。
キアヌ・リーヴスを検索したら
不思議なキーワードが出てきました。
ん?なんだ、ぼっちって。
2010年にキアヌが地味な姿で
いるのだとか(苦笑)
こんなのとか
(ヒゲと白い袋とベンチが災いしているように見える)
スターになっても
合成?
※画像はお借りしましたぼっちフィギュアが出来たらしい
服の色が暗い。。
確かに、キアヌの幼少期とかWikipediaで読むと気の毒だし、人格形成に大きな影響を与えてると思うけど、コメントを読むと思慮深くて優しい人だなぁと思ったりもします。
例えば彼はずっと『ゲイじゃないか?』と疑われてきたけれど、その事について
『僕はゲイじゃない‼︎とわざわざ否定する事が、ゲイという存在を否定してるみたいだろ?(僕はいろんな形の愛があっていいと思う)』
というような事を話しています。
それだけ傷ついてきたり悩んできたんだろうな、と思うし、だからこそ映画『リトルブッダ』の中で美しく孤高なブッダみたいな配役が来るのかなぁと。
私も同じような考え方なので、
余り言い訳はしてこなかったし、
『ぼっち』を避けて他人に追従する人に
『友だちいないでしょ』と言われても、
それはその人が
『ぼっちはさみしい、情けない』
などの観念に生きて
1人行動が出来ないだけだから
相手にしなければいいのだと思っています。
ただ、キアヌの出版した絵本は壮絶に暗いのですね(笑)“暗闇から強い光を見出す”みたいな表現が仏教的だなと思ったりしました。
キアヌは存在感があるし、美しいし、
ずっと活躍してほしいなぁと思います
明るくサッパリとした印象の
サンドラブロックと何度も共演するのも
(そして結ばれないのも)
不思議な関係だなぁと感じました。
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