神の住む島 屋久島


離島ナースとして屋久島に派遣で働いていた私は屋久島に魅了されトータル一年過ごしました。

毎日仕事前にチャリに乗り、仕事終わりに海に入り休みの日には癒されに山や川に入る生活を送っていました。

のんびりとした島時間とは対照的に一分一秒を惜しんでガツガツとそれはもう夏休みの子供より遊んでましたてへぺろ


普通の登山でも美しい山に囲まれて楽しいのに

川は更に神々しく滑らかな川の水は足元の水さえも飲めるほど。

特に淀川の奥!言葉を失うほど美しい…。

今後山行録で綴りたい。

屋久島の自然の中で時間を感じ、涙が出そうな感動と興奮を味わってしまった。絶対この島に神様がいるでしょ!



宮之浦川の支流


北海道で登っていた山も素敵だった。

ヒグマはいるけどコダマはいない山。(コロポックルはいるかな?)

屋久島はマムシはいるけど危険生物は少ないと言えるでしょう。

私みたいななんちゃって山ガール(山おばちゃま)に向いているのです。


そうそう、屋久島の山の神様は女性なので美人には意地悪をするそうです。

なので私も休みの日は雨が多かったです😛


雨が多いとはいえ島の真ん中に高い山があるせいか島の反対側は晴れとかはよくある事です。

スコール☔と思ってても(職場は宮之浦でした)患者さんに聞くと栗生は晴れだよと言われる事もありました。

島の真ん中は流石に雨が多いですし、雨予報の川は増水するので怖くて入れません。

屋久島の登山事故が多いのは雨天決行が多いからだと思ってます。

病院にも怪我で運ばれてくる人にこんな日に行ったの?という人が多いです。


うーん🧐

雨の屋久島と言われてますが

晴れの屋久島は息を呑むほど美しいのですよ。


ちゃんと天気を調べると屋久島雨予報でも登れる山は多かったです。

ビビりなので大きな山行は条件のいい日を調べまくって登る事が出来たのでとても楽しめました。

住んでいる人の特権ですね。


さて山ですが

屋久島の山は大きく前岳と奥岳に分けられ前岳には有名な所でモッチョム岳や愛子岳、海を望む眺望と登山口の近さが魅力です。


奥岳は屋久島の真ん中に集まる人気の百名山を含めた山々を指します。


更に言うと屋久島にある区にはそれぞれ御嶽詣りの山があり年に何回か区の代表が登ってお詣りをします。宮之浦岳の裏側にももちろん祠があります。


山の祠はこんな感じ


御嶽詣りの山 あともうちょいでコンプリートでした〜👏


屋久島を代表する山は言わずと知れた九州一の高さを誇る百名山宮之浦岳。

九州ニ番の高さの山も屋久島にあり それが大好きな永田岳。

山頂の岩はそれは見事で見ても良し登っても良し👍のハンサムな山です。

私には屋久島での登山を共にした可愛い相棒がいますがその子も同じ永田派⛰️なのです。


永田岳迄は黒味岳 宮之浦岳 永田岳の縦走ルートが楽で汚れずおすすめです。蛭もダニも少ないです。一度永田鋪道からアタックしようと思ったのですがまず車を停める場所がやばい。

道に生い茂る薮達

小雨だったけど絶対蛭のがくっつくヤツ😱

女子には不向きですな。


6月の焼野三叉路付近のヤクシマシャクナゲは見事で特におすすめです。

シャクナゲはその年によりあたりハズレがあるそうで運良く🎯年だったと思う







シャクナゲと永田岳

イケメンな山すぎてクラクラしますね。

あー❤️なんてカッコいいの‼️

惚れ惚れする😍


私の登山の足は割と速い方で、一般的に宮之浦岳までは往復10時間と言われていますが片道3時間半はかからず登ります。(いつも寄り道をするので宮之浦ピストンはやった事がない。)

そして山は好きだけど山泊まりが苦手なのです。

そこは急に女子っぽく風呂に入ってベッドで眠りたい。

   なので山泊は希望しません❗️


長距離でも日帰り山行が多いです。

なのに一番楽しかったのが大川から鹿之沢小屋泊の永田岳なのです。永田岳ファンには是非行っていただきたいです。天気と相棒に恵まれたのが大きかったのですが見るもの全てが素晴らしく なんちゃって沢登りも楽しく 翌日の永田岳からの朝日は最高としか言えません。

鹿之沢小屋も日本一汚いのでは?と思われる小屋なのですが疲れた体に程よい睡眠を与えてくれる小屋でした。


山の話で脱線し過ぎた

次回こそは屋久島で一番楽しかった登山

〜大川の滝の上から川沿いに登り鹿之沢小屋泊 翌早朝永田岳アタック〜

をまとめてみましょう