先日、息子の小学校で劇の発表会がありました。小学5年生の全3クラスが協力して演劇を作り、保護者に発表するというものです。

 

内容はテレビのバラエティ番組のパロディをする、というもので、「世界の果てまでイッテQ」とか「ブラタモリ」などのパロディやCMが次々に登場しました。

 

私は観ていて複雑な気持ちになりました。というのも、うちではテレビは解約しているからです。

 

教育方針とかそんなたいそうなものではなくて、昔から自然とテレビ画面ではyoutubeばかり観ていて、他にはドラえもん、クレヨンしんちゃん、しまじろうの映画とかそんなのばかり。地上波のバラエティ番組ってほとんど見たことないのです。中学年になったらyoutubeかNetflix、アマプラの番組が100%なので、NHK料金がもったいないのでテレビは解約した、という流れなのです。

 

そのせいか、息子は劇では15秒くらいの出演でした。学校から帰ってきてから息子に「タモリって知ってる?」と聞いたところ「知らない」と言ってました。もちろんイモトも知りません。元ネタがわからないんじゃ、参加できないよねえ。

「知らないから劇にあまり参加しなかったの?」と聞いたら「それもある」と言ってました。めんどうくさかったから、というのが一番らしいです。

 

でもねえ、テレビを見ていないと参加できない学校行事って、この時代、どうなのかな? と思ってしまったのでした。

 

もう10年以上前からテレビはあまり見せない、という人は何人も知っていますし、東大に兄弟を何人も入れたとかいうお母さんも家にテレビはないって言ってましたよね。古くは紀子さまのお宅にはテレビがないって話題になりましたし。

 

むしろ、他のお宅がそんなにテレビを見せてるんだ? と、びっくりですよ。つーかパパママもみるの? 私より若いパパママばかりなのに!(私は高齢出産なので、ほとんどの人より年上です)

 

最近話題の日本の公立小学校を舞台にしたドキュメンタリー映画「小学校 それは小さな社会」というのがありますが、ちょっと観てみたくなりました。他の子の様子も少しは覗いてみようかな、と。うちは自営業で両親ともにいつも家にいる、というだけでも他の子と違うしね。ちょっと気になった出来事でした。