ナナ2歳、2022年の夏は感染症との戦いに終わった。保育園で流行ったウイルスをもれなく頂戴した形だ。(そして、もれなく他のお友達にウイルスをプレゼントしたことだろう)

まずはコロナ篇から。


クラスの関係者にコロナ陽性者が出ていると注意喚起があり、体調の変化には普段以上に気をつけていた。

ナナに微熱と軽い風邪症状が出たので、かかりつけ医でコロナ抗原検査をするも、結果は陰性でホッとする。


この4日後ナナは保育園で突然高熱を出し、帰宅後には嘔吐もする。熱は翌朝には下がっていたが、高熱の後なのでコロナ陰性を確認しないとナナも登園できないし、私も出勤できない。

この時コロナに対しては「先日陰性だった」ということで油断していた。胃腸炎ではないかと考えて、嘔吐下痢が続いた場合に使う薬をもらっておきたかった。


運悪く、かかりつけの小児科は休診…受診歴のある他の病院は電話が一向に繋がらず、心が折れる。(振り返るとこの頃がコロナ第7波の始まりだった)

ナナは熱も下がってまぁまぁ機嫌よく遊び、嘔吐下痢も繰り返してはいない……コロナ渦でなかったら、翌日登園させる判断をしてしまっていたかもしれない。

奇跡的に滑り込みで予約できた発熱外来で、コロナ抗原検査陽性となったのだった……


この時期、陽性者は発症から10日間隔離が必要だった。すっかり元気なナナを家に閉じ込めておくのは可哀想だし、私もしんどかった。