かわいい車といえば、何といってもフィアット500です。
かわいいは正義です。(きっぱり)

写真下: フィアット500はどこから見てもかわいいのであります。


外観だけでなく、インテリアだってオーディオやエアコンのスイッチひとつひとつに至るまで、とってもデザインが凝っています。 これらのスイッチも、夜間になるとイルミネーションが、これまた美しいのであります。 筆舌に尽くしがたい美しさ、かわいさなのです。

最近は軽自動車を中心にかわいいクルマが増えてきましたね。 運転していて他のクルマに出会うのが楽しいです。 特にルーフの色だけ変えたツートンカラーのものや、丸いヘッドライトなど、レトロ調のものが多いように思います。 ダイハツのミラ・ココアやミラ•ジーノ、スズキのアルト・ラパンなんて素敵です。 軽自動車のデザイナー達は、伊チンクエチェントや英ミニなどを本当によく勉強しているなぁーと感じます。 かわいいとは思いませんが、ダイハツのエッセもシルエットがチンクエチェントに似ていますよね。 またホンダの N-ONE も変わった顔つきが面白いです。 ちょっとアウトドア系ですがスズキ・ハスラーやダイハツ・キャストもかわいいですね。

軽自動車が面白いデザインなのは、軽自動車は家族のなかでも乗る人が決まっていることが多いからかもしれませんね。 「私だけが使う通勤用」 みたいに乗る人や用途が限定されると、その人だけが満足ならば良いのでワガママが許されます。 一方、軽自動車じゃない、普通の大きなクルマは家族全員で使うものなので、お父さんの希望、お母さんの要望、ジーチャン・バーチャン・子供たちの意見などあれこれ聞いていると 「総花的」 な、特徴のないミニバンあたりに落ち着いてしまうのかもしれないと思います。 もちろんミニバンが悪いわけじゃ全然なくて、オールラウンダーな 「優等生」 「八方美人」 です。 でも、誰かひとりだけ、大切な人を満足させようとすると何かが足りないような?



でも可愛い車が好きならばチンクエチェントの代わりに軽自動車を買えばいいじゃないの?という人がいますが、それは間違い。 小さければ可愛いわけではありません。 パステルカラーに塗装すれば何でも可愛くなるわけでもありません。 ひとつふたつの条件を満たしただけでは駄目で、全体から放つ雰囲気なのですにゃ。

私の個人的な思い込みに過ぎないとお断りしておかなければなりませんが、全体のコーデを考えた時、軽自動車は 「バッグは素敵なのに、その残念なスカートはなぁに?」 みたいにチグハグなのです。 軽自動車はサイズだけでなく、コスト面の制約がとても大きいため、どこかを妥協しているか、デザイン的に破綻をきたしていることが多いと思うのです。 フロントから見ると可愛いのに、後ろから見るとつまらないデザインだったりします。 特に内装がいけません。 外観の可愛さに惹かれて乗ってみると、内装は他モデルと共通パーツを多用していて、その結果ごく普通の見慣れた軽自動車のインテリアにがっかりすることがあります。 「あれ?途中でエネルギー切れちゃった?」 みたいな残念な感じがするのです。

その点、フィアット500は心行くまでデザインを楽しむことができる、本当に素敵な車なのです。 軽メーカーを苦しめる束縛から自由なので、デザインがのびのびしています。 そしてイタリアンなのです。 国産車との無数の違いは大小さまざまな驚きやよろこびとなって乗る人を刺激します。 フィアット500とじっくり付き合ったことがない人は 「えー、そうなのぉ?」 とお疑いになるかも知れませんが、実際にオーナーになってみるとこの刺激は強烈です。

さらに、機能を突き詰めて行けば美に至る ― とでも思っているようなドイツ車ともイタリア車は一線を画すのであります。 ドイツ車の考え方も「アリ」なのですが、イタ車とは歩む道が全っ然違うのです。 一方はハード面を優先した先に結果として感じられる機能美です。 例えるならばアスリートの肉体美です。 イタリアーノはソフト面の美しさを全身全霊で追い求めて得られるセクシーで可愛い美しさです。 それは時には大人の女性の美しさであり、フィアット500の場合は年頃の女の子の可愛さです。 イタリア車とドイツ車はそもそも存在する次元が違うっていうか? チンクエチェントはとにかく美しく、かわいいのです。 徹底しているのです。

かわいいことが全て、という考え方があっても良いのだと、私は思います。 このブログのタイトル「可愛さ至上主義」も、こういう考えによってサチが決めたのでした。

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※この記事は当初2014-12-19に公開したものを2016-7-10に改めて公開し直したものです。