アナログだから、想像させるねっ!
朝から神山町へ。![]()
あいにくの雨・・・道の駅もひっそり。![]()
普段なら、かなりのお客様が訪れているのに・・・寒いしね。![]()
目的地はここ
↓小野さくら野舞台。IN小野天王神社
さてさて、
昔はこのように、集落の神社の境内にこうした農村舞台があり、
秋になると、豊作のお祭りとして、浄瑠璃や村芝居が演じられ
神様に一年の感謝と、村民に楽しみを提供していたそう。
農村舞台の多くは明治・大正時代の建物ですが、
こちらは平成19年に増改築されて、とってもキレイに。
今でいう、コミセンみたいなもん?
テレビなどの娯楽の普及で
いったん途絶えていた芸能公演が復活したのは10年前。
今年は舞台復活10周年記念公演も開催されました。
さらに!ここには、襖カラクリと呼ばれる
舞台アートも残存してます
↓↓
5枚から10枚の襖絵が天吊りから降りてきます。
こんなふうに↓↓
両サイドに人を配し、
2本の支えを動かすと・・・
↓↓
くるりと裏返る
↓↓
はいっ、別の襖絵登場!
田楽、というカラクリ手法です。
もちろん、すべて手作業。
あと、上から下に降りてくるのと
左右から襖が出てくる手法など
スピーディで斬新な転換は、見ごたえ抜群!
この襖絵が
神山町、小野さくら野舞台には、
241枚残存しています!
すごいねぇ。
平成19年と21年に修復されて、
今はとてもキレイな形で保存されています。
もちろん、毎年4月に行われる人形浄瑠璃の舞台でも
使われています。
3Dも動画もない時代・・・
庶民の楽しみは、
人形浄瑠璃や芝居といった芸能や祭り、阿波おどりを
見たり参加したりすることでした。
その中で生まれた、襖カラクリは
平面なのに、奥行きを感じ、
動かないからこそ、想像力を掻き立てる・・・
襖絵は、全国から絵師がこの地に滞在して、描いたものとか。
とっても貴重な文化資源
地域の宝物です。
いやぁ、ほんま素晴らしいです!
こうして、村人に守られ、受け継がれていく
文化や芸能はつくづく価値があるなぁ、と思いました。
とはいえ、お腹が空きました(笑)
冷え切った体を温めるのは
ご存じ?西食のラーメン大!
煮玉子もトッピングしちゃいましたぁ![]()
うんまぁ~~!!![]()
そんで、今夜は忘年会第一弾&第二弾を![]()
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掛け持ちちゃんです!
って、すでに眠いんですけど・・・![]()








