食物繊維と体への働き


食物繊維は、人間の消化酵素では

消化されない食品中成分と定義され

その大部分は消化できない炭水化物です。

通常、栄養素としての取り扱いはしませんが

病気の予防や健康増進に役立つ成分であることから

健康に生活する為には必須の食物成分です。

1 腸の運動を刺激し、便通を整える。

2 腸内の有害菌の働きを抑えて

腸内環境を良くする。

3 炭水化物や脂質の腸管吸収を抑え、

肥満、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病を予防する。

食事摂取基準では、成人(18歳から64歳)の

1日の目標量は男性21グラム以上、女性18グラム以上とします。