「体調が良い」と不安になってくる。

低体重だととにかく体調が良いことがない。常に身体は倦怠感がまとわりつき、少し動けば動悸がして、持ち物も靴も服さえも重たく感じてくる。それは通常であれば改善すべき症状なのだが、これがあるから「私は痩せている」という実感にも繋がる。

私は仕事をするために一定の体重をキープしている。レギュラー化されたものだけを食べて毎日を送っているのだが、たまに1食抜いたりするとすぐに体重が落ちる。慢性的な脱水とも担当医から言われていて、水分の摂り方も気をつけなきゃいけない。でも女性の月の周期でむくみやすかったり食欲が増す時期はどうしても体重が1キロ程増える。すると不思議と身体の調子が良くなる。しんどい思いをしながら動くこともなくなるのだが、このとき私は「太ってしまった」で頭がいっぱいになってしまう。

月のものが終わって食欲の落ちる時期に入っている今、食べたいものがわからない。むくみも抜けて体重も落ちた。昨日は遅く起きたこともあって仕事場でまかないを食べなかった。おかげで今日はすこぶる体調が悪い。起きるのも一苦労、頭痛やふらつきもある。でもこの状態になってやっと安心する。

頭の中半分では「元気に仕事が出来る状態」を保たなければならないとも思っていて、でも痩せにこだわる思考が残り半分を埋めている。正確には「痩せている自分」よりも「太ってない自分」に対するこだわりなのだが。

今日はちゃんとまかない食べます。
空腹が心地良いなんて思ってたらダメだ。

摂食障害に関する現状すべてを書くのは今はまだ勇気がない。