先日、娘の中学校で合唱コンクールが行われました

娘はクラスの曲でピアノの伴奏をさせていただく事になっており、夏休みから毎日欠かさず練習、練習…
そして、合唱コンクール前日…
なんと、久しぶりの発熱 

39度近く熱が上がり、当日もあまり下がらず 

担任の先生に相談すると、
「体が第一なので、辛そうなら休ませてあげてください。今回の曲はテンポも速く、ピアノもかなり大変な曲なので… アカペラで歌うこともできますから!」
と、おっしゃっていただきました。
…が、娘はどうしても行くと、何度も体温計と睨めっこ 

なんとか37度台まで下がったので、クラスの出番に間に合うように、会場に連れて行きました 

ちょっとフラつきながらの本番 

最後まで弾けるか、私もハラハラしながら見守りました 

何ヶ所かミスタッチをしてしまいましたが、なんとか最後まで弾き終わり…
ステージから降りようとすると、優しいクラスメートがたくさん娘の周りに集まってきてくれて …
娘も堪えきれなくなり涙が 

体調が良ければ、もう少し上手く弾けたかもしれないという悔しさや、クラスメートへの申し訳ない気持ち、そしてみんなの優しさがとても嬉しかったようで、涙が溢れてしまったようです 

その日は1日ションボリしていましたが、仲の良いお友達や、普段あまり喋らないような男の子まで、みんな本当にたくさんのメッセージを娘にしてくださったようです 



きっと、普通に演奏して終わっていたのでは分からなかった事に、たくさん気がつく事が出来たのではないかと思います 

悔しい気持ち …
みんなへの思い…
友達の優しさ…
結果はどうであれ、親バカかもしれませんが、夏休みからクラスの誰よりもたくさんこの曲を聴き、毎日欠かさず練習し、体調の優れない中、最後まで諦めずに弾ききった娘を褒めてあげたいと思います 

成功は外見を磨き、失敗は心を豊かにする 

ピアノを教えてくださった先生、一緒に歌ったクラスメート、担任の先生に感謝します 



本当にありがとうございました


