インテリアコーディネーターの試験に合格し、
それでもまだまだ 劣等感や後ろめたさから解放されなくて、
私は次に色彩の勉強を始めました。
まだ1級の テキストができていない・・・
というくらい初期の頃です。
東京商工会議所のカラー検定が
やっと始まった頃で、
こちらもまだ テキストがありませんでした。
色彩の勉強は とても楽しく3級 2級 1級と
順調に合格することができました。
インテリアコーディネーターのテキストの中に
カラーの部分があり、
講師をさせていただけるようになりました。
がしかし・・・
3児目になる娘が生まれ、生活が一変してしまいました。
私は40歳で 娘を出産したので、
高齢出産で かなり体がしんどかった。
それなのに 生後2週間目から 病気のお姑さんと同居。
元夫は 家事を全く手伝ってくれない人だったので、
看護と育児と家事で 頑張りすぎて、
ウツ病になってしまいました。
1年目は 抗ウツ剤を大量に飲んでいました。
2年目は 薬を少しずつ減らしてもらったけど、
最期の1~2粒が どうしてもやめられない。
その頃の気持ちを絵にすると,雲ばかりの絵。
毎日 見えるのは 雲ばかり。
ほんのちょっと雲の切れ目から 太陽が見たいな~
と思っても 雲は分厚く隙間なんかありゃしない。
太陽が見たい!
もういちど 太陽が見たいな~
と思っていた時に
巡り会ったのが カラーセラピー。
新聞広告に 「カラーセラピー講座」の広告が有り、
何としてでも
ここに行かなくちゃと思い、
電話で申込をしました。
講座の初日
まだまだウツは治っておらず、
ほとんどパジャマの上に コートを羽織る様な出で立ちで
元夫に セミナーの会場まで送ってもらいました。
初級1、2、3を終え、
中級1、2・・・と進んで行くにつれて、
いつの間にか ウツは治っていました。
色は光のエネルギーであり、
弱った心と体に効くということを実感しました。