秋が深まるのは早いな。
先月10月25日、雨飾山に初冠雪が見られた日、私達は糸魚川海谷山塊(頸城駒ヶ岳、鬼が面、鋸岳)の海から一番奥の位置にあたる「鋸岳」に登ってきました。
前日に吹いた強風と雨で紅葉がだいぶ落ちていましたが、それでも美しい秋色の山々を眺め、落ち葉のフカフカの感触、ザクザクいう音を旅連れに登山を楽しんできました。
糸魚川雨飾温泉「雨飾山荘」から延びる鋸岳登山道は、広いブナ林から始まり、森林浴を楽しみながら、 小さな沢を渡る所もあり、 途中からは目指す山頂を見あげながら歩け、景観も展望もとても良い道で、山頂間近迄のアプローチは楽に登れました。
あともう少しで山頂に!
所がどっこい、そのひと登りがとても大変で、足を滑らすとどこまでもズリ堕ちそうな恐怖感がある岩登りが待っていました。
風も強く冷たく、岩の出っ張りや窪みに指をかけ、一足一足慎重に行く岩登りは初めての経験でした。
頑張れ私たち!
そこを越えた山頂はとても狭いのですが、周りにさえぎるものは何もなく、日本海から北アルプス、グルッと360°見渡せる展望に感激しました。
わぉー(^o^)v
最高!
すぐそこに見える雨飾山は雪化粧し、いつもと違う装い。
鋸岳山頂にも雪が少しあって、草が冷たい風にさらされて氷っていました。
帰り道もあの岩場をロープを頼りにゆっくりとくだり、午後はガスがスッキリと晴れて、木漏れ陽の中、無事に下山しました。
下山後は、雨飾温泉で汗を流し、渇いた稲穂の香りがするお部屋にて炭が紅く燃えるのを見ながら囲炉裏端でゆっくりすごし、食事もとり、ご満悦。
とても楽しい一日でした。
さて、思い出写真をば。
早朝の雨飾山荘を出発!

ブナ林を歩き

ひらけた山道もあり

沢を渡る

看板付けも。

目指す山頂がそこに!

この左側は崖になってます。
初冠雪の雨飾山を眺めながら、しばしの休憩。

山頂付近の岩場はこんな感じ。
怖ー

山頂からの展望。

落ちたらヤバイぜ。

鬼が面山。

山頂にて。
雪と凍った草と。

山頂をあとにし、下山開始。
高所恐怖症で岩登りを断念し、待機中のあーこ地蔵に再会。

帰り道は、お日様に照らされて

見上げた空も足元も

ブナ林もキラキラ光る

無事に下山。

その後、雨飾温泉につかってゆったり。

囲炉裏端でまったり。
激辛スープは癖になる旨さ。
雨飾りラーメンは、こくまろで旨かったな。

初めて歩く道にワクワクドキドキの山行。
ガイドしてくれた西沢さん。
ナホニャン、あーこちん、Jr.達2人。
お疲れさまでした。
ありがとう。
鋸岳
また登ろー