2021年 あけましておめでとうございます。
豊洲・八千代緑が丘・柏高柳で学習塾を開校している「ここスタディ」です。
「痒いところに手が届く」という言葉があります。
気が利くことは、日本の美徳です。
今回は気配りができる人は素晴らしい。
気配りができるようになりましょう!という話ではありません。
むしろ、子供の成長に「気配りや気遣い」はしないで欲しいという話です。
授業中の話
生徒「先生 消しゴム」
先生「うん。消しゴム」
生徒「だから、消しゴム」
先生「消しゴム??」
生徒の心の声
生徒「先生 消しゴム」・・・先生、消しゴム忘れた
先生「うん。消しゴム」
生徒「だから、消しゴム」・・・消しゴム忘れたから消せないんだよ!
先生「消しゴム??」
生徒「だから、消しゴム」・・・消しゴム忘れたから貸してよ!
と心の中では叫んでいます。
本来は、「消しゴム忘れたから貸してください」というべきです。
空気の読める大人は、勉強中に「消しゴム」といえば忘れたかな?
と推測できるので、会話が完全でなくても、消しゴムを差し出す場合があります。
この大人の「空気を読む」行動のおかげで、子供は会話が単語だけでも「通じる」と勘違いし、注意をすると「何がおかしいの?」と考え込んでしまいます
ご家庭でできる勉強方法は、まず正しい日本語で会話をすること。
日本語を正しく話させることで、日本語の文章を正しく理解できるようになります。
ぜひ2021年は、正しい日本語で会話をしてみてください。