フレンチの衰微 | ライオンシティからリバーシティへ
2011-08-19 10:18:40

フレンチの衰微

テーマ:東京の日常

家の周り(佃、茅場町、日本橋界隈)には、イタリアンが多い。

おそらく、半径2キロ以内の裏通りに20件以上が散在している。
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イタリアンといっても、どこも、トラットリア=洋風居酒屋のコンセプト。つまり、前菜系と、サラダ、パスタ、ピザのディナーを3000円くらいで食べられるカジュアルレストランだ。

お箸が置いてあったり、焼き鳥などの和風メニューがあるところもある。

その反面、10年前までは、イタリアンと肩を並べていたフレンチ・レストランは、いつのまにか激減していることに気がついた!

新規開業するのはイタリアン・トラットリアばかり。フレンチを銘打っているところも、パスタを出したりして、いつのまにか、イタリアン化している。

フレンチ=
ーオードブルから始まるコース料理が基本。大皿料理はない。
ーパテ、チーズなど、輸入食材が多い。肉や魚が食事に占める比率が高いゆえ、原価が高い。
ー結果的に高くつく。
ークリームやバターが重くて、ヘルシーでない

イタリアン=
ー居酒屋感覚で、皆でシェアしながら気軽に食べられる。ワインでなくてもビールやカクテルもOK。
ーピザ、パスタなど炭水化物が多く、日本人の食生活にあっている。比較的単価が安い
ーオリーブオイルやにんにくは、ヘルシー

こうしたことから、いつのまにか、<フレンチ=非日常、高級、特別のイベント>、<イタリアン=日常、カジュアル>という図式が定着したようだ。

サイゼリヤはイタリアンでなくてはならず、フレンチではありえないかったのである。

実際にフランスやイタリアを訪れると、こうしたカテゴリー分けは、日本独特のガラパゴス現象だ、ということが分かるのだが。。。。

とにかく、不況が長期化し、消費者の財布の紐が緩まないなか、フレンチ・レストランは大苦戦。

フランスに料理修行に行き、まじめに本場のフレンチを学んでいる日本人の若者の将来には、他人ごとながら同情してしまう。

これからフレンチ・レストラン開業するなら、東京ではなくて、シンガポールや、台湾や、上海だろう。

東京では「カジュアル・フレンチ」でさえ、「カジュアル・イタリアン」の大波に押され、よほど立地を選ばないと成り立ちにくくなっている。

これには、日本のフレンチ・レストランのマーケティングにも罪がある。

パンの小さな切れ端を300円で売ったり(フランスではありえない)、本場とはかけ離れた、気取ったばかりでボリューム感の乏しい似非フランス料理を出したり。。。。

いつしか、消費者に、「フレンチ=コスパ悪」というイメージを与えてしまった。

まあ、厳しい状況の長期化で選別が進み、本当に良質なカジュアル・フレンチが繁盛しているのも事実。

たとえば、ここ
http://www.petitonneau.com/jp/sas/welcom/top

バブル世代としては、こんなレストランさえなくなくなった東京は、あまりに寂しい。

たまには、お洒落して、美味しいフレンチを食べましょう!









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