新型コロナで思うこと | 絵本専門士こっころ 絵本のコト 時々 私のコト

突然の臨時休校から、1週間。

まだ1週間(笑)


お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、
不安な思い、不便な思いをされていませんか。

 

9年前の2011年3月も突然でした。

幼稚園もサークルもイベントも行事も、

全て休みになって、中止になって、なくなって。
 
原発事故後、
幼い子を連れ、遠くの実家に疎開した多くの友人たち。
 
行くところのない私たちは、
取り残されたような不安な毎日を過ごすしかありませんでした。
 

市内の水道水からセシウムが出た。

空間放射線量が高くなっている。 

そう聞いても何もできなかったし、

国や自治体が助けてくれるわけでもなく。

ただただ不安で、悲しくて。

 

その時、上の子は幼稚園児、下の子は1歳になったばかり。

 

友だちに誘われて、

土埃舞い上がる風の強い人気のない公園で、遊んだこと。

1歳の下の子は、地面をハイハイして遊んでいました。

後になってとてもとても後悔しました。

 

そんな日々を過ごしたことを今思い出すと、

今、どんなに気が楽か。どんなに自由か。

(他人へウィルスをうつさない努力や協力は、最大限すべきですが)

 

「見えない敵」というのは一緒。

でも少し気を付ければ、外で遊ぶことだってできる。

水道水だって飲める。

布団や洗濯ものだって干せる。

太陽や風を感じられる!

 

この我慢もずっとずっとずっと続くわけではなくて、

きっと明けるから。いつか必ず明けるから。

 

どうか笑顔で過ごしましょう。

大人が笑顔で過ごせば、子どもたちは元気です。

 

来週は311
心、穏やかに、
被災地、被災された皆さんに心を寄せたいですね。