千葉は雨です。少し肌寒いですね。
FOLFOXの最終12クールの3日目、今日の昼過ぎ5-FUのボトルを外し、副作用を数日耐えれば完走となります。
昨日の朝とった写真です。
部屋の中では、5-FUを首からぶら下げ、
仕事に行くときは、病院からもらった黒い布製のケースに入れ、ベルトに通しています。
ポートに続くチューブは、Yシャツの下からケース内に通せば目立ちません。
ストーマ装具(パウチ)を、おへその左下に付けているので、腕を上げたりすると、お腹がポッコリします。
昨年の11月、2011年の上行結腸癌からの腹膜播種再発ということでオペを受け、その後12クールの抗がん剤(FOLFOX)を終えました。
2011年にはステージⅢaと言われましたが、腹膜播種ということはステージⅣになるのでしょうか…
先生からは言われておらず、僕からも聞いてはいません。
月末に、退院後初めて外科の外来があるので、聞いてみようかと思います。
ステージⅣ、末期、ということについて先日ブログに書きました。
また考えてみたのですが、ステージⅣというのは、医者が決めた進行具合、Ⅰ期~Ⅳ期の中の最後、末期に分類されるという意味では確かにあってます。
でもⅠ~Ⅲは細かく定義されていのに、Ⅳになるといきなり「多臓器転移(遠隔転移)あり」という、ざっくりとしたものでひとくくりにされちゃっているような気がします。
転移先はどこで、そこがどんな状態で、それによってもっと細かく分類されてもいいような気がしますが、細分化されれば末期には入らないかもしれません。
末期というのが、まるで人生の末期のように思われているとしたら、それは違うと思います。
よく聞く5年生存率というのも0%ではないし、もっと長生きする人も確実にいて、その人にとっては末期ではないです。
今、健康そのものの人だって、5年先までに、癌や脳卒中や心筋梗塞、その他の病気、事故や災害、犯罪に巻き込まれたり、ご高齢の方なら老衰で亡くなる方もいるでしょう。
その人にとっては、今は末期になるわけですが、それは5年先にならないと誰にも分かりません。
話は飛躍しますが、人は長生きしても100年くらい、産まれた瞬間に、余命100年、100年生存率0%の宣告を受けています。
1時間前の自分、1年前の自分はもうこの世に存在せず、1時間後、1年後の自分もまだ存在していません。あるのは、たった今、こうして生きていること実感できている自分。
今を大事にすることに専念できたら、いいなあと思います。