「誤審」という言葉は南アフリカW杯を語る上で一つのキーワードだった。そして今日の国体少年の部の準々決勝で「誤審」と思われるシーンがあった・・・。


前半、静岡県は先制し追加点のチャンスを迎える。静岡県のFWが打ったシュートは、ゴールの中の「重石」に当たり跳ね返って出てきてしまった!


スタンドで観ていた自分もベンチにいた静岡県のスタッフもピッチ上にいた選手たちも入った!と思った瞬間である。


ところがこの瞬間をレフェリーは見逃してしまった!ラインズマンも確認できない・・・。


当然、静岡県ベンチは猛抗議に・・・。


しかしレフェリーはラインズマンと確認することも無くゴールを認めず試合を再開・・・。


設置したゴールが動かないために「重石」を載せて固定していたようだが・・・後半からはこの「重石」をゴールの外で固定していた・・・。


明らかにゴールインしたことを求める措置である。


後半に入り兵庫県が同点に追いつくと延長戦でPKを得て兵庫県が逆転する。


何か嫌な予感がしていたが結果的にその予感が当たってしまった!


静岡県が1対2で敗退・・・。


レフェリーは見えていないことにジャッジすることはできない・・・サッカーに「誤審」はつきものだが、ゴールの中の「重石」に当たってゴールを認められなかったと言うケースは初めて見ましたね。


静岡県はこういうゲームだからこそ勝って欲しかったが・・・。


連日の雨天でピッチコンディションが悪くサッカーのクオリティを観ることが出来なかったことも残念でならない。人口芝や天然芝であっても水が浮いた中でのサッカーは、パワーと運が色濃く出てしまう。


国体の1勝はかなり大きなポイントとなる。サッカーのプレイ以外のところで勝負が左右されるのはちょっとどうかな?と思いますね・・・。


これもサッカーだ!と簡単に割り切れるものではないですよね・・・。