UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグでバルセロナがパナシナイコスに5対1で快勝した。



バルセロナのサッカーは特殊だ。ポゼッションしながらの仕掛けから崩していくサッカーの中でグループでのパスワークは見ていて綺麗過ぎる。華麗なパスワークから相手のポジションと頭の中をずらして突破していく。



特にパスワークには、選手同士の共通理解がある・・・。つまり繋ぎのパスと仕掛けのパスは、出し手が相手の足元に出し、受け手も足元に受ける共通理解がある。


相手がコンパクトにして距離を詰めてくるからなお更お互いの足元でないと繋がらない。



メッシの2ゴール目はバルサの共通理解があっての典型的なプレイだった。


メッシがアルゼンチン代表で活躍できなかった要因は、バルサでの長年のコンセプトの中でのプレイと代表でのコンセプトの違いがあったからだと思う。



バルサの特徴はパスワークだけではない。大人が子供と対戦しているかのような2つ3つ先を見越したプレイである。大人同士のゲームの中でこれ程の違いがあるのだから流石世界一である。



バルサは育成時代から一緒にプレイしている選手が多い。同じコンセプトを共有してお互いの癖を知り尽くしているからこそ2つ3つ先のプレイが自動的にできるものだと思う。


パナシナイコスに5対1のスコアは順当過ぎる・・・。