JクラブのU14のチームが集まって柏市で交流試合を行っている。我が名古屋グランパスも選手の育成の場として参加している。
関東のチームを中心に福岡や仙台からも参加していて地方のチームなどのレベルを把握できるので選手育成の物差し的な情報を得ることができる。
その中でU14のカテゴリーに限らず関東のチームは地方のチームと違う部分がある。つまり、Jのクラブは関東に15チームあり全国大会に出場するための予選ではかなりのバトルが展開される。高いレベルで競争する場があるから選手達のプレイにタフさやたくましさがある。競争する中で揉まれる環境があるからいろいろな面でタフになれる。
サッカーのスキルの問題もあるが、その前に「戦う」という設定がある。
約15年ほど前にオランダのU14のトレーニングマッチを観戦したことがある。スキルやチーム戦術など大人のサッカーをしている印象だったが、その中でも1対1のボール際のバトルやルーズボールのバトルはかなりタフだった。攻守の切換えも早くU14年代でかなり激しいサッカーをしていた。
関東での育成年代のゲームを見るたびにスキル的には雑な面があっても厳しいプレイの中での判断力やプレイスキルが育つのだと感じる。
そういう面で我が名古屋グランパスにとっては最高のトレーニングの場となる訳である。
育成年代では、攻守両面でチャレンジすることが大切。ミスを恐れたりするとプレイが消極的になりメンタル面も育たない。
ミスをするから学べる。
チームとして勝つことよりも個のプレイを成長させるゲームに拘りたい・・・。