チャンピオンチームの条件・・・ゴールゲッターの存在。GKを含めた縦のラインの決定力があること・・・。選手層や失点が少ないことも重要・・・。
今季の名古屋はチャンピオンチームの条件に当てはまる要素が多い。
先制点は、右クロスに対して入り込んだFWケネディがエリア内で倒されPKとなる。
これをケネディが落ち着いて決める(前半38分)。
仙台は、後半に選手交代でリズムを掴む。FWフェルナンジーニョのクロスをFW平瀬がHSでゴールかと思われたがオフサイドでノーゴール。
J2時代から戦力が安定している仙台は、チームの成熟度は高い。J1での戦いには苦戦しているがスピーディーで連動性のある攻撃は悪くない。
仙台はホームということもあり交代起用ではFWの選手を徹底して入れ替えていた。
後半39分、仙台は交代で入ったFWフェルナンジーニョが同点とする。しかし名古屋は89分に攻撃参加したCBトゥーリオからFWケネディへクロス、ケネディがヘディングで決勝点をたたき出した。
トゥーリオのクロスの精度とケネディの決定力はハイレベルのプレイだった。
トゥーリオはディフェンダーだがパス出しが上手く点に絡むプレイ多く自らも点が取れる選手である。
ワールドカップでもその特徴が発揮されるかどうか楽しみである。
名古屋は、2位に浮上し次節はワールドカップの中断前に鹿島と上位決戦を戦う。