学習塾の先生と
フリースクールの先生と
わが子の子育ての中で見えたこと。
効率よく学力を上げていくのには
できるところから始めて
コツコツ積み上げていく。
間を飛ばさないこと。
今の学年の学習についつい目が行って
抜け落ちが沢山あるにも関わらず
今学校の授業でやっていることに追われていると
なかなか成績は上がりません。
ただ、それは、
学校に通っている子
学校のシステムがあっている子
学校での成績を上げていきたい子
の学習法です。
学校の成績を上げることが
最重要課題と考えている人は
是非、わかるところまで戻って
コツコツ積み上げてください。
一方で
不登校の子たちや
学校の成績とは関係なく
好きなことをとことん探求したいという場合は
パラシュート型学習(もしくは穴掘り型学習)がお勧めです。
ゴールもしくは中間地点の興味のあることを基に
それを深堀することで
理解に必要なことを身に着けていくのです。
これってとても時間がかかり
はっきり言って非効率です。
非効率ですが
とても定着します。
コツコツが苦手で
でも好奇心はある。
集中力がある。
そんな子には、こちらの方が向いています。
積み上げ型ではゴールが見えていないので
ただただ「何のためにやっているかわからない」作業をする苦行になってしまいます。
「色っって何者なんだ??」や
「原子力発電と原子爆弾って、何がどうなってどう違うんだ?」
などの疑問から
科学に興味を持って光の屈折について知ったり
原子の存在を知ったりする。
でも、その解説をざっくり聞いてもまだ理解不可能なことが出てきて
それをさらに知ろうとしていく。
テレビで海外のニュースを見ているときに
「この言葉っていったい何なんだ?日本語じゃない言葉があるぞ。」から
言語に興味を持ち、地理に興味を持ち学んでいるうちに深く知っていく。
いつもは買っているお菓子を、料理を作ってみたくて
そのつくる過程において流通の仕組みや食物のことや算数を知っていく。
学校の勉強のように
まんべんなく学ぶことはできませんが
興味のある所から深堀していく学習は
その子にとって後々役立つであろうことばかりです。
ばらばらに知識が入っていきますが
横につながった情報になっていきます。
ある程度情報が入ったところで
縦に体系的に学び直してみると
とても理解が早くなります。
あいぎふ自由学校のSTEAMクラスは
積み上げ型ではなく
パラシュート型・穴掘り型です。
低学年だから早いとか、理解できないよねとか
そんなことは考えません。
子どもたちは
難解でも興味があればどこまでも掘り進めます。
探求型学習です。
低学年からのSTEAMクラス
生徒募集中です。
低学年のうちは
この一見非効率な学びを積み重ねていきます。
遊びまくって、育ちの土壌を柔らかくしていきます。
そのうえで、タイミングを見て高学年から
種をまき、育てていきます。
そんな教育法に興味のある方
お待ちいたしております♪