目の前の方と、どんな関係を築くのか。
それが世界を変えることになる、と言ったら大げさに聞こえるでしょうか。
有名な、「狼に育てられた少女」アマラとカマラの話があります。
狼に育てられた少女は、四つ足で歩き、生肉を食べ、夜になると遠吠えをしてまさに狼として生きました。
最期は二本足で歩くことも話すことも出来るようになりましたが、生涯人間として生きることは出来ませんでした。
つまり、「人として生まれたのに、狼に育てられたら狼になってしまった」
人は、人に産まれたから人になれるのではない。
人に育てられたから、つまり人に出会うから人になれる。
人は、「出会い」で出来ているということです。
世界は国で出来ていて、国は地域で出来ていて、地域は家庭で出来ていて、家庭は人で出来ている。人は、出会いで出来ています。
「出会い」は、世界の最小構成要素です。
たった一つの素晴らしい出会いが、その人の人生を左右し、引いては世界を変えることにも繋がる。
ヘレンケラーがサリバン先生と出会って世界を変えたように。
サリバン先生が、名も無き掃除婦と出会って人生が拓けたように。
袖触れ合うも他生のご縁。
皆さんは、どんな出会いを選びますか。
家族と、友達と、同僚と、職場の方と、親戚と。
または、一瞬触れ合うだけの、お店の店員さんや、すれ違う人たちと。
ただ出会うだけなのか、
それとも寄り添い、尊敬し、感謝し、心の声に耳を傾け、励まし合って生きるのか。
選ぶのは自分自身です。
コーチングの学びを通し、最高の出会いを創っていきましょう。
こんなことを講義でお話しさせて頂きました(^^)♪
息子たちにとって、父と出会えて幸せだった、いつかそんな風に言ってもらえるよう頑張らなければなりません。