パパ、ママという呼び名 | 津田紘彰のブログ

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日本コーチングセンター所長の津田紘彰(つだひろあき)が、コーチングを中心に生きることや日々学ばせて頂いたことについてお話しさせて頂きます。
少しでも皆様の気づきや元気に繋がりますように。


今、お子様が親を呼ぶ時の呼び名、その6割以上が「パパ、ママ」なのだそうです。

いつからそうなったのか…私が子どもの頃はその呼び名をしてる子は殆どおりませんでした。

時代の流れを感じますね(^^)(笑)

その語源について調べてみると、諸説ありますが


「パパ」

タバコ、葉巻きをパッパと吸う音、又は姿から子どもがそう呼び始めたとも言われる。また、「パ」の発音が比較的発案しやすいことも要因の一つ。


「ママ」

ご飯、食べ物を指す世界共通語、「マンマ」から来ていると言われる。また、「マ」の音は子どもが最も発音しやすい音でもある。


つまり、言葉の持つ意味としてパパ、ママは

「おーい、タバコ吸ってる人!」
(吸ってなくても 笑)

「ねえ、ごはん作ってくれる人!」

と呼んでいるということになります( ̄◇ ̄;)(笑)


では、日本語の「お父さん」「お母さん」という言葉の語源は?

もちろん諸説ありますが


「おとうさん」

大和言葉で「尊い」「偉大なもの」の意味を意味する「とう」を呼び名として用いるようになった。
後に「父」の字を当てた。


「おかあさん」

大和言葉で「大切なもの」「いのち」の意味する「か」を、呼び名として用いるようになった。
後に「母」の字を当てた。

ちなみに、大和言葉の「み」は「身」であり、「かみ(神)」「かみ(頭。段々とそれを覆う髪のことを呼ぶように意味が変わっていった)」「かみさん(奥さん)」「おかみ(天皇)」などは全て「大切な人、大切なもの」「いのちをくれた人、いのちそのもの」「という意味となる。


つまり、言霊的にお父さん、お母さん、は

父親のことは
「尊敬する、偉大な人」

母親のことは
「いのちをくれた、大切な人」

と呼んでいるということになります。


たかが呼び名、されど呼び名。

言葉も全てエネルギーが宿ります。

今更変えるのは照れもあるし、ちょっと抵抗があるかもしれないけれど…。

あなたは子どもたちに、どちらの意味で呼ばれたいですか?(⌒▽⌒)(笑)