伸びる子、伸ばす親? | 津田紘彰のブログ

津田紘彰のブログ

日本コーチングセンター所長の津田紘彰(つだひろあき)が、コーチングを中心に生きることや日々学ばせて頂いたことについてお話しさせて頂きます。
少しでも皆様の気づきや元気に繋がりますように。

次男が産まれて、長男も赤ちゃん返りをするのだろうと、色々と対策も考え、どんな風に長男の心もケアさせてもらおうかと、万全の態勢を整えていました。

ところが、次男が泣いているとまっさきに飛んでいき、だいじだいじー、と頭をなでなで。

こーくーん♪ と名前を呼びながらちゅー(笑)

楽しい何かを手にすると、「こーくんにも!」と見せにいく。


長男の中に眠っていた、兄としての優しさや思いがこうして現れてくるのだと、感無量で見させて頂いています。

昨日も、私が次男を抱っこしていた時、次男が口から母乳をけろっと出してしまいました。

手元にはガーゼやタオルを用意しておらず、しまった、と思い長男にお願いしました。

「千聖!航聖が吐いちゃった。ごめん、そのタオル取ってもらっていい?」

「これ?」

「ううん、その隣のオレンジのやつ!」

「あっ、これかあ!」

タオルを握りしめて、ダダッ!と走って持ってきてくれて、次男の口をふきふき…。

親父、一人で感動(T . T)(笑)


子どもの存在を心から肯定し、尊敬し、感謝を伝え続けて「応援」してゆくことで子どもの心は太陽を目指す植物のように伸びてゆく…

それがコーチングが教えてくれる「承認(アクノリッジメント)」であり、アドラー心理学が教えてくれる「勇気づけ(エンカレッジメント)」の力なのだと教えてもらった気がします。

息子たちの無限の可能性を、親も本気でどこまでも信じられるかどうか。

それには覚悟も必要です。

私みたいな未熟な親父が、余計な口出しをしないように日々、戒めています(笑)