1日遅れですが、新成人の皆様おめでとうございます!
山高ければ、谷深し
谷深ければ、山もまた高し
去年、制作したテラリウム「階段のある風景」
車で運んでいて崩れたので修復してみた。
「この階段はどこに続くのだろう」
そんなことをイメージして作るとよいらしい。
今年、成人式を迎えた世代は、コロナウイルス感染症の影響で
修学旅行などの行事がなかったコロナ世代である。
大阪では、高さ300mのあべのハルカスの階段1632段を上がった新成人もいたそうだ。
晴れ着の内側は汗でわやくそになったのではないだろうか。
インタビューに答えた一人が『将来の夢は?』と聞かれて、
大きな役職につくことです。安定した暮らしを、、アハハ
と応えていた女性がいた。
私たちが成人式を迎えたのは、1979年「不揃いのりんごたち」が(山田太一)発表になった年で当時は学歴社会であった。
1億円かけた全社あげての運動会の後、『今日、外で食べた飲食代は領収書を持ってきたら全部会社が持ちます』といったバフル経済も経験したが、その崩壊も味わった。
安定した暮らしを約束するような、Stairway to Heavenはない。
失敗を怖れずチャレンジして欲しい。
山高ければ、谷深し
谷深ければ、山もまた高し
これは、株式相場の格言だが、山(目標)は自分で設定したいものだ。
そんな意味を込めた「階段のある風景」だ。