★★★ご注意!!★★★
この記事で述べていることは、あくまでも「私の場合」です。
「私は、これらに気をつけて運転したら、合格した」という体験談であり、それ以上のものではありません。
また、私が無意識にやっていたことや、言語化できていないこともあると思いますので、「私がおこなったこと」は、この記事にあることがすべてではないかもしれません。
また、私が受験した時点ではこうだった、というだけで、この先の試験がどうなるかも分かりません。
よって、この記事の通りに運転したけれど合格しなかった…ということがあっても、責任は取れないので、
あくまでも「参考」として、ご覧ください。
よろしくお願いいたします…
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★★重要★★
私が受験したのは、愛知県 豊川市の「東三河運転免許センター」です。
試験は、県によって色々違いがあるようです。
また、同じ愛知県でも、平針の試験場ではどうかは分かりません。
方向転換
本免の技能試験では、「路上」と「場内」、2つのテストを受けます。
一般道路を走る課題と、試験場内に作られたコースでの課題ということです。
最初は、路上コースを走ります。
試験は減点式で、100点から始まり、悪いところがあると、どんどん減点されていきます。
最終的に、70点以上残っていれば合格なのですが、
路上が終わった時点で、すでに70点を下回っていると、場内のテストを受けさせてもらえません。
…………と、聞いていました。
実際、私は一度目のとき、場内の課題を受けさせてもらえませんでした。
しかし、二度目の試験のときは受けることができたんですね。
ということは、その時点で、70点以上の点数が残っていたということになります。
私は路上よりも場内の方が得意だったので、
試験終了後、試験官からの助言のとき、
「場内の課題は問題ありませんでした」
と言われました。
でも!!
そのときの試験は不合格だったのです!!!!!
なので、「点数が残っていたら、場内の試験を受けられる」という話は、正しくないのかもしれません……
【追記】
技能試験の手引きを確認してみたら、
「大幅な減点超過があって、明らかに不合格と分かる場合は、場内の課題は受けられない」
というようなことが書いてありました。
減点の計算自体は、試験が終わってからじっくり行うということなのでしょうか…
「ざっと計算しただけでも、明らかに不合格であることが分かる場合」は、場内の課題はやらせないのかな。
試験が終わってから細かく計算してみたら、実は路上コースの時点で既に−30点を超えていた、ということがあるのかもしれません。
さて、そんな場内コースですが、課題は「方向転換」と「縦列駐車」の2種類があります。
さらに、方向転換の中にも2つあって、西からスタートするのがAで、東からスタートするのがB。(技能自体は同じ)
これらをすべて行うわけではなく、受付のとき、どの課題になるのかを告げられます。
「あなたは外はA2コース、中は方向転換のAね」という感じ。
場内での課題は、豊川自動車練習場で、しっかり教えてもらうことができました。
こちらの練習場では、実際の試験と同じコースで練習させてもらえるので、本当におすすめです。
(ただし、教習料は高いですが…。普通車で一コマ50分、税込7400円です。)
豊川自動車練習場では、もう、方向転換と縦列の教え方は、マニュアルとして決まったものがあるんじゃないかなと感じました。
今から、私も方向転換の手順を書いていくわけですが、
これから受験される方は、この記事を読むだけではなく、
豊川自動車練習場さんで、実際に場内コースを練習させてもらった方が、絶対に良いと思います!!
路上コースはともかく、場内は必須ではないでしょうか。
路上は、自主練習でも本番と同じコースを走れますが、場内は自主練では入れませんから……
(自主練とは、仮免許を持っている場合、免許保持者を助手席に乗せ、車に「仮免許」の表示を付けたうえで、路上を走ることです。この練習を規定回数行って、記録用紙を提出してからでないと、本免の学科試験、技能試験は受けられません。)
では、方向転換について、順番に書いていきます。
●路上試験の後、試験官の運転で免許センターに帰ってきます。
試験官は、車を最初に駐車してあった場所に停めます。
大幅な減点超過があった受験者は、ここで降ろされます。
その場合、試験官からの助言を受けて、試験終了となります。
(次の課題を受ける受験者たちは、その間待っています。)
次の試験に進めないのだから、もう不合格なのは分かっているのですが、ここで帰るわけにはいきません。
結果発表まで待たないと、預けてある受験票が返ってこないからです。
(受験票がないと、次回の試験が受けられません)
本免の技能試験は一日に3回実施していて、どの回に当たるかは選べないのですが、
1回目の試験だと、
受付 9:00〜9:20
試験 9:45〜12:00
発表 13:00
というスケジュール。
私は最初の受験のとき、この回だったのですが、不合格だと分かっているのに、昼をまたいで13時まで待たなければいけないのが辛かったですね。
(試験の時間が9:45〜12:00と、2時間15分もありますが、この間ずっと試験を受けているというわけではないです! この時間帯の中に、自分の試験があるということです。)
ちなみに、2回目は
受付 11:30〜11:50
試験 12:45〜15:00
発表 試験終了から30分後。
3回目は、
受付 14:30〜14:40
試験 15:00〜15:45
発表 16:00
なので、
これらの回であれば、1回目よりは待ち時間が少なくて済みそうです。
(私が受験した時点での話です。今後変わる可能性もあります。必ずご自分でご確認ください。)
●さて、不合格の受験者が去った後。
車は、最初に駐車してあった場所に停まっています。
次の課題に進む受験者が2名いる場合、
片方の受験者は、一旦ここで降り、もう片方の受験者は、車に乗って出発します。
降ろされた受験者は、その場所に立って待ちます。
このとき、先に課題を受けている受験者の運転を見ることはできますが、遠いので、よく分かりません。
荷物は試験車のトランクに入れてしまっているので、このとき、課題の手順を確認したりするのも無理だと思います。
私は、「場内の課題を行う受験者の数が3人」というパターンは経験したことがないので、
そういった場合は、最初の人が課題を行っているあいだ、残りの2人は同じ場所に立って待つのかどうか……は、分かりません。
相談や助言が禁止されているので、もしかしたら2人待つ場合は、他の場所に行くのかもしれません。
●課題を行う受験者は、試験官の運転で、方向転換の場所に行きます。
場所に着くと運転を交代し、車に乗り込みます。
「発進する前には、必ず安全確認をする」ということです。
停止して、再び動き出すときには、必ずミラーと目視で安全確認をしましょう。
①まず、座席やミラー類を調整し、
ギア、サイドブレーキを確認します。(触るだけ)
ギアをDに入れ、サイドブレーキを下げたら、「行きます」と声をかけます。
(声は、別にかけなくても良いと思いますが、私は言っていました)
②ミラーと目視で安全確認してから、ゆっくりと発進します。
アスファルトの色が少し違っていて、さかい目のところが線のように見えるので、その線に沿わせるように走行します。
③停車スペースは2つあります。
東と西、どちらからスタートしたとしても、最初の場所は通り過ぎ、二つ目の場所を使います。
このとき、停車スペースの前を通り過ぎるときに、必ず、スペースに視線を送ります!!!
目線だけでなく、頭を動かしましょう。
これから停車しようとする場所の安全確認をしているわけです。
これは重要で、必ずやらなければいけません。
このことは、豊川自動車練習場の教習で教えてもらったのですが、私はどうも、すぐ忘れてしまって。
幸い、本番では忘れずにやることができましたが、一緒に課題を受けた受験者さんはやっていなかったようで、助言のときに指摘されていました。
④停車スペースの近くに、「A」または「B」と書かれた看板があります。
運転席の自分がその横に来たら、ストップ。
(……このとき、一口に「横」と言っても、厳密にはどのあたりが良いのか?
真ん中なのか、少し前寄りか、後ろ寄りか…?
それは人それぞれで違うと思うので、
実際の感覚をつかむためには、やはり、豊川自動車練習場さんで、教習を受けることが必要だと思います。)
止まったら、ギアをRに入れます。
看板のある方向に向けて、ハンドルをいっぱいに回します。(ハンドルが止まるまで)
⑤ミラーと目視で安全確認をしてから、動き始めます。
ハンドルを回したのと同じ方向のミラーを見ながら、ゆっくりとバック。
しばらく進んだら、見ているミラーと反対側の車体横を、目視で確認しましょう。
(たとえば、図の場合なら、右ミラーを見ながらバックする。しばらく進んだら、左側の車体横を目視する)
そして、今度はハンドルを真っ直ぐにします。
(2回転弱くらいで、真っ直ぐになるはず。ハンドルの向きを見て確認。)
左右のミラーを見て安全確認したら、リアウインドウ(後ろの窓)を見ながら、ゆっくりとバックを始める。
⑦助手席の窓から、銀色の棒が2本見える。
運転席の自分がその間に来たらストップ。
車が完全に停止してから、前を向く。
そして、ギアをDに入れる。
ミラーと目視で安全確認をする。
⑨真っ直ぐ、ゆっくりと発進。
停車スペースの角の部分がブロック(縁石)になっている。
サイドミラーがその位置まで来たら、ストップ。
出る方向に向かって、ハンドルをいっぱいに、止まるまで回す。
ミラーと目視で安全確認をしてから、発進する。
……こんな感じです。
ちなみに、切り返しても良いそうです。
ただ、回数制限はあったような…。
(課題の最初に、切り返しの回数等についても説明があります。)
でも、豊川自動車練習場の先生の教え方が良かったので、私は一度も切り返したことはありません。
また、3度の試験の中で、一度も縦列駐車に当たったことはありませんでした。