実は私
ブランクも挟みつつですが、ルアー作り始めてかれこれ25年近くになります。
いまだに下手くそで、見てくれの悪い、釣れないルアーばかり作って、進捗が見られないですが・・・

これまで明確にコンセプトをもって作ったルアーって無かったんですよね。
単純に、ハードルアーを買うお金がなかったから作り始めて、その時の気分で欲しいものを思いつくままに惰性で作っていただけ。

そんな私が、おそらく初めて、明確なコンセプトを持って作ったのが、サーフェイスクランクSSR-52です。
そんなルアーをいろんなところへお嫁に行って、いろんな人に使ってく機会が増えたので、良い機会なので、コンセプト等を含めたルアーの紹介などをしてみようと思ったわけです。


鯰用に製作を始めて早三年(2018年10月現在)

今現在のラインナップについて
①SSR-52b"文殊"
 バルサモデル
 バルサ特有のハイフロート、ハイピッチアクションでレスポンスの高いものを意識して作成
 バルサ10mm張り合わせ、SUS0.9mm通しフレーム、セルロースセメントコーティング
 2018年現在、良い条件の10mm厚バルサの確保が困難な為、製作休止中


②SSR-52h"文殊"
 ヒノキモデル
 バルサも出るよりピッチを抑え、飛距離が出せるようにしたモデル
 20mmヒノキハンドカービング、手捻りヒートン、セルロースセメントコーティング

③SSR-52hP"文殊"
 ヒノキモデルの改良プロップチューン
 テールヒートンを市販のヒートンに変更し、プロップを取り付けたモデル
 インレットで小魚を追って水面でボイルしている鯰をターゲットに、現場でプロップを取り付けたら非常に良い結果が得られたもの


まず、サーフェイスクランクで代表的なものって何でしょう?
私的に真っ先に思い浮かぶのがOSPのブリッツ
これが発売されたときに、真っ先に思ったのが鯰に良さそうって思ってました。
ただ、ブリッツを買うことなく月日は流れ・・・
三年前に、ご縁があって、ザクトクラフトさんの鯰ルアーのフィールドモニターをさせて頂く光栄に預かり、そのときに、サーフェイスクランクのことを思い出し、自分で作ってみようと思いました。
まず真っ先に取り掛かったのがバルサモデル
当初から形はほぼ決まっていて、今現在もそれを継承しています。
最初期はラインアイの位置が悪く、50cmほどもぐってしまっていました。
次に、バルサ材の調達に不安を覚え、ヒノキでも同じように作れないかと挑戦したものがヒノキモデルの原型となりました。


コンセプトとしては、
基本私は、遠投が大好きで気持ちよく飛ぶことが第一条件
それには、リップがどうしても空気抵抗になるので、それに負けないだけのウェイト
鯰を専門的に狙うに於いて、鯰ロッドで主流のグラスロッドを新たに誂えるだけの経済的余裕が無かった為、バス用のヘビーロッドを流用したので、そんなロッドでもしっかりアクションして、遠投した先でも動きが確認できること。
鯰の付場として、第一級ポイントは流れ込みなので、その流れ込みの複雑な流れにも負けない水押し
メインターゲットが鯰で、ブラックバスなどに比べて口が小さく、捕食が下手なので、若干尻下がりでテールを絞り込んだ形状、そして、一口サイス゛の50mm前後
これらを意識しました。
このサイズだとテールフックを2番手ほど上げて、フロントフック無しでも良かったのですが、それも試したところ、キャッチ率が著しく落ちたので、今現在の、フロント10番、リア8番に落ち着きました。

それ以外に、ウッドボディのサイレントと、アクションレスポンスを生かし、シェードのピン打ちからのワンアクションで食わせるメソッドも有効です。