屋久島 裏話  その1 | CMJKオフィシャルブログ『LOST CONTROL』powered by アメブロ

屋久島 裏話  その1

縄文杉は本当になんというか
グレート・スピリットだった
心が洗われた

世界遺産/メジャーな観光地なので
往復約20kmの道程が
完全に舗装されている
・・・とお思いだろう
とでもない!
めちゃくちゃハードでした
自分の心肺能力の限界
足腰の筋力の限界を
10回くらいは超えました・・・

本格的なトレッキングが
はじめてだったので
出発前に装備を揃えているときは
本当にこんなに必要なのかな
と疑問にも思ったのだが
全くもって全てが機能的
全て無いと困るものでした
フリースとゴアテックスっていうのは
本当によくできた素材です

トレッキングはガイドが一人
もう一人京都から来た
バックパッカー学生、僕の計3人
道すがらトークもするので
少しづつ打ち解けてくる

ガイドは最高にいい奴で
余計な事は言わない
学術的な説明もわかりやすい
縄文杉到着の数分前には
説明をすっかり終え
さあここからはお一人づつ
42段登って行って下さい
僕のガイドはここで終わりです


・・・・


・・・・


縄文杉です


・・・・

・・・・



まるでアメリカのなんとかアワードの
名司会者みたいな感動的なガイドっぷり
かっこよかったです

それなのに

縄文杉の前で感動と達成感に
包まれているというのに
京都が許せない事を

道すがら京都から
仕事とかの事をを聞かれていた

神々が宿る神聖な島/山で
キャバクラじゃあるまいし
うそをつくのもどうかと思い
こういう仕事をしてますと
本当の事を言っていた

それなのに

縄文杉の前で感動と達成感に
包まれているというのに
京都が許せない事を

ぶっちゃけ印税って
どれくらいもらえるんですか
ぶっちゃけ年収って
どれくらいになるんですか

縄文杉の前 でだ

あのさあ 感動に包まれてる
このシチュエーションでさあ
金の話はないだろう!!!

きまずい雰囲気に

重苦しい雰囲気のまま
押し黙って来た道を帰った