昨日のSCHOOL OF LOCKで読まれたBUMP OF CHICKEN 藤原基央さんからのメッセージ。
かけられた曲は
ガラスのブルースでした。
被災地にいるSOLリスナーの皆へ
生き延びてくれてありがとう。
ニュースで見た、あの現実味のない、
僕には想像もつかない恐怖の中を、
あなたが生き抜いた。
そして今もなお厳しい環境の中を、
きっと諦めないで頑張っている。
あなたからはずっと、
ものすごい勇気と力を貰っています。
次は僕の番だ、力になりたい。
震災の日から、メンバー皆で何が出来るかを
何度も話し合っています。
すぐに出来る事は何か、時間をかけて出来る事は何か、
人として出来る事は、ミュージシャンとして出来る事は。
それは本当に役に立つのか、それはちゃんと届くのか。
いろんな事を考えています。
そしてそういう人が日本中、世界中にいっぱいいます。
もしかしたら、あなたはまだ満足に
情報が得られない状況かもしれないから
知らないかもしれないけど、世界中があなたの味方です。
きっと、生き抜いたあなたなら力強く逞しく
乗り越えられると、皆が信じているからだと思います。
僕も力になりたい。
出来る事を出来るだけやります。
あなたがもし、笑顔や音楽と遠くにいたら、
そう思うのはあなただけです。
それらはあなたに振り向いてもらえる日まで、
万全を期して、あなたにずっと寄り添っています。
一日でも早くそれを取り戻せる日を願っています。
そうしたらその時はまたSOLで
皆でバカ丸出しで話そうぜ!
ライブやるから一緒に騒ごうぜ!
あなたの痛みのかけらも知らず、
勝手な事をベラベラとごめんなさい。
生き延びてくれてありがとう。
BUMP OF CHICKEN 藤原基央
追伸・
被災しなかったリスナーへ
きっと歯痒い思いをしていると思う。
何かやる事になったら協力して欲しい。
その時はどうかよろしくお願いします。
ガラスのブルース
詞 藤原基央
ガラスの眼をした猫は歌うよ
大きな声で りんりんと
ガラスの眼をした猫は歌うよ
風に髭を揺らし りんりんと
声が枯れたなら 川に行こう
水に映る顔を舐めてやろう
昨日よりましな飯が食えたなら
今日はいい日だったと
空を見上げて 笑い飛ばしてやる
あぁ 僕はいつも 精一杯 唄を歌う
あぁ 僕はいつも 力強く 生きているよ
ガラスの眼をした猫は歌うよ
お腹が空いても りんりんと
ガラスの眼をした猫は歌うよ
生きてる証拠を りんりんと
ガラスの眼をした猫は叫ぶよ
短い命を りんりんと
ガラスの眼をした猫は叫ぶよ
大切な今を りんりんと
生まれてきた事に意味があるのさ
1秒も無駄にしちゃいけないよ
嵐が来ようが雨が降ろうが
いつでも全力で
空を見上げて 笑い飛ばしてやる
あぁ 僕はいつか 空にきらめく 星になる
あぁ その日まで 精一杯 唄を歌う
声が枯れたなら川に行こう
水に映る顔を舐めてやろう
生まれてきたことに意味があるのさ
1秒も無駄にしちゃいけない
だから僕は唄を歌うよ
僕はいつも唄を歌うよ
僕はいつも唄を歌うよ
僕は今を叫ぶよ
ガラスの眼を持つ猫は星になったよ
大きな声も止まったよ
命のかけらも燃やし尽してしまったね
得意のブルースも聴けないね
だけどお前のそのブルースは
皆の心の中に刻まれた
これから辛いことがもしあったなら
皆は歌い出す
ガラスの眼をもつ猫を思い出して
空を見上げて ガラスのブルースを
あぁ 僕はいつも 精一杯 唄を歌う
あぁ 僕はいつも 力強く 生きているよ
あぁ 僕の前に 暗闇が 立ち込めても
あぁ 僕はいつも 精一杯 唄を歌う
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