「ハヤテのごとく!!」第13話「FEELING OF FREEDOM」の感想など。
ヒナギクとの約束を、大幅に遅刻して駆けつけたハヤテだが、時計塔にヒナギクの姿はあった。
そしてハヤテが近づくと、それに気づくかのように目を覚ましたヒナギク。
とりあえずちょっと時間戻すぞ~
約束の時間は9時だったが、今は10時。ハヤテが来ないんで、時計に怒りをぶつけかねないヒナギク。お~怖ぇ。
この時点で怒りがドピークだったわけだが、さらに1時間経っても来ない。
そこで、嫌われているのかな、好かれることもしてないし、と思い悩んでいたが、また時計が被害者になりかけた~(爆)
で、初めて会った時のことを思い返していたら、いつの間にかウトウトしていたってわけだ。
その時見ていた夢が、両親に捨てられた時の夢だったらしい。
そして、そこにハヤテの声が聞こえたので目を覚ましたってわけ。はい時間戻すよ。
で、いつの間にか寝ていたことではなく、ハヤテが大遅刻したことを当然怒るわけで、はい、相棒の竹刀振りかざし~
白羽取りで止めるハヤテはまだこの時点では表情が余裕でひたすら謝るわけだが。
で、巌流島の戦いっぽい演出なのか、とヒナギクは想像力豊かに詰めると、素で忘れていたという言葉でさらにピキッ!とお怒り。
すると、何故かヒナギクの竹刀が禍々しいオーラみたいなものを伴い始めたんですけど?
必死に弁解するハヤテだが、今のヒナギクには都合の悪い風にしか聞こえていないという最悪の状態。
手紙にあった通り、勝負してほしいんでしょ?ということだったけど、あれ実はもうどうでもよくなったから僕の負けでいいです、と言ったことで、ヒナギク余計にブチッ!とキレるわけで…
そしてその頃、伊澄の屋敷にて。
まだ成仏してなかったのか、と言いたいが、リィンと伊澄がのん気に茶なんかすすってた。
もう戦う必要はないわけだが、ここでもし本気で戦った場合、ハヤテとヒナギクのどちらが勝つのか、という話題になり…
武器での戦いになればハヤテが不利である、と伊澄は言い切る。
女性相手に本気は出せない、というハヤテの性格面もあるんだが、実はもう1つ、重大な秘密があった。
あの、ヒナギクが使ってる竹刀なんだけど、「木刀正宗」という持つ者の潜在能力を極限まで高める力を持っているそうだ。ああ、禍々しいオーラってそれのせいか?
その分、感情が高まりやすくなることもあるが、ヒナギクはそれをコントロールできるだろうと思っている伊澄。
しかし、何らかのきっかけでそれがコントロールできなくなったら?とリィンがボソリ。
そうなれば、ハヤテは余計に大ピンチなんだとか。
伊澄の言葉通り、少しでも油断すればハヤテ負けるよ、という展開になっていた。
とりあえずヒナギクに謝りながら回避しまくるハヤテであるが、こんな時こそ必殺技じゃよ、と何か変な声が聞こえたかと思うと、デザインがマシとは到底言えない天使登場。
しかも、ヒナギクのコンプレックスである、「胸の大きさが戦力の決定的な差であることを教えてやるのじゃ」とほざいたので、自業自得ながらヒナギクの一撃で粉砕されてるし。
そして現実に戻ると、そこには目前に迫ったヒナギク。ああ、こりゃハヤテ大ピンチだな。
ところが。
外面のヒナギクに対し、内面のヒナギクは、今自分が何を口走っているのかと戸惑っていた。
リィンの言う、感情が抑え切れないという事態に陥っていたのだ。
しかし。
ハヤテに振り下ろされた木刀正宗は、寸前で止まった。
顔を上げたハヤテは、そこで涙を流すヒナギクの表情を見るのだ。感情をコントロールできたみたい。
そして、到底他の人がいるところでは見せない行動を起こした。女の子らしく、ハヤテにもたれかかって甘えるのだ。
その頃。
その気配を感じたのか知らんが、屋敷で寝てたナギが敏感に起き上がる!
だが、何を口走っているのか少々理解不明なことを言い出したので、戸惑いながらもマリアはもう寝ませんか?と伝えて終了(笑)
ちなみに、ナギの女の勘というのは正解だったかもしれんが、だからってハヤテにどうたら、という行動は起こすことはなかったけどな。
話は数日前に遡る。
ナギは心配していた。何を?
ハヤテからプレゼントをもらったヒナギクが、ハヤテのことを好きになるのではないか、ということを。
そんなことないですよ、とハヤテ自身が言うのはまあいいとして、マリアの言葉にゃ物凄く棘があったんですが(笑)
まあ、そんな会話はいいとして…
落ち着いたヒナギクに、ハヤテは1日限定執事みたく、紅茶を入れたり、軽食を作ろうとしたりしていた。
そのヒナギクだが、先ほどの行動を一生の不覚と後悔し、このまま負けっぱなしは嫌だと負けず嫌いな性格が表に表れる。
しかしなぁ、何に負けたか分からないけど勝たなくては、でも何に勝てばいいのか分からないけどって、勝負の意味が見つからないだろ(笑)
とりあえず、プレゼントくれるんでしょ!とムキになって立ち上がり、ナギがくれた時計が、名前は忘れたけどこれ、とか言い、とりあえずハヤテの行動に何故か身構えるんだけど、ハヤテが取り出したものを見てキョトンとする。
その手には、手作りクッキー入りの袋があったのだ。
ハヤテとしては、他の人のプレゼントが豪華だろうから、その裏を突いて質素なもの、という狙いがあったみたい。
ハヤテの過酷な思い出話はまあおいといて、ヒナギクはここで昔の思い出話を語るのだ。
今の親は、本当の親ではない。
本当の両親は、6歳の誕生日の前に、8000千万の借金を押し付けて蒸発。その返済は、雪路がいろいろやって終わったらしいんだが、間違いなく全世界から指名手配されるような行動してないか!?
とりあえず、ハヤテと同じ境遇だった時期があったことは、その話からハヤテは理解できた。
ただし、ハヤテと微妙に違うのは、ヒナギクは今の母親も、本当の母親のことも大好きである、ということかな。
そんなヒナギクを見て、ハヤテはちょっとこっちに来てほしいとヒナギクをエスコート。
高所恐怖症なんでダメだって拒否するヒナギクだけど、僕がしっかり掴んでいるからと言われ、ハヤテの言葉を受けて恐る恐る目を開けると…
ヒナギクの目に飛び込んできたのは、綺麗な夜景。
実はこの風景、ヒナギクがハヤテに初めて見せてくれたものだったのだ。
そしてヒナギクは、今までずっと謎だったことを理解することが出来た。
私は、この人の事が好きなんだ。
だが、それと同時に、好きになるとなくなってしまうのが怖い、という気持ちもあった。それが今まで、自分の恋に盲目だったという原因でもあったのだ。
んで、翌日。
ナギと登校するハヤテ。相変わらず、万が一のことを気にしすぎているなナギは。
そこへ声をかけてきたヒナギク。
しかし、ナギは敏感に感じ取っただろう。ヒナギクに要注意、と。
だってさ、少し前までは「綾崎君」と呼んでいたのを「ハヤテ君」と呼んでいたのだから。
そして、ナギの勘は正解だ。
ヒナギクは、ハヤテをはっきりと、好きな人だと認識しているのだった。
が、あの時ハヤテと一緒だった時は克服できたと思っていた高所恐怖症は、さすがに直ってないわけだ(爆)
おまけで、前回の問題児である、瀬川虎鉄のあの後のエピソードであるが…
警察に逮捕されてた(爆)
そして黒ハヤテ出現(爆)
…虎鉄、やはり再犯の恐れアリ。とりあえず黙らせておこう(byハヤテ)
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