夕べ、残業からの帰り道、職場の至近に某YH音楽教室があるのに気がついて覗いてみた。そしたらフルートに空きがあるという。しかも8時とかひょっとしたら8時半もいいかも、とかおっしゃる。その時間帯なら私でもなんとかなってしまう。うまくすれば空き時間に練習部屋を使わせてもらえるかも。
 一年もエチュードばっかり一人でやってきたから、いずれレッスンを受けねばならないのはわかっているし。

 んでも、問題はお金なのよね。まだまだ財政状態が・・・。

 「体験レッスン」やってないかな。問い合わせてみよう。
 Op.21 は三が日中に第6番まで辿りつきました・・・というか、この6番を一見してびっくり。

 ・・・真っ黒じゃん。

 音符だらけじゃん。62小節あって、最後の一小節は終止音だけど、あとは全部32分音符で埋め尽くされている。道中、休符なし。
旋律線は単純でテンポもゆったりなのだけれど、さすがにこれは滑らかに吹けるようになるまでは時間がかかりそう。

 ところで、ここまでシャープ系の曲ばかりだなあ、と思っていたので、念のため24曲全部の調号を調べてみたら・・・なあんだ、そういう趣向だったのね。「24」という数字を見た時点で気づいておくべきだった。
 24の調性すべてに一曲づつ、シャープ記号はひとつづつ増え、フラット記号はひとつづつ減る、という順序でエチュードを作ったんです。大バッハの「プレリュードとフーガ」とかショパンのピアノ・エチュードと同じですな。
 遅ればせながら、みなさま明けましておめでとうございます。

 風邪気味のせいもあって、三が日はゆっくり過ごしました。「おせち料理」などというわけには参りませんが、お屠蘇、お雑煮、煮しめ、ブリ照りなどを拵えて、お酒も珍しくいいので祝いました。
 柚子湯に浸かっていっぱい練習しました。

 「お礼参り」にも行ったのですが、今年は「大吉」とはいかず、ただの「吉」でした。まあ、この神社のお御籤は大体「カライ」みたいです。

 では、本年もゆるりとまいりましょう。
 本日が年内ネットにアクセスできる最後の日になりそうです。みなさま、よいお年を。

 私は毎年元旦、近所にある神社に初詣に行く慣わしで、今年の元旦は、仕事がなく神頼みでもするしかないという心境でしたから、「何とかしてくだされ」とお祈りして拍手を打ち、お御籤を引いたところこれが大吉。

 「年の前半は前途が見えないかもしれないが、後半は望みがかなう」という意味のことが書かれていました。
 しかしその後永らく別のこともないので「当たらんなー」とがっかりしていたら、やっと11月になって就職先が見つかりました。
 来年は是非、いわゆる「お礼参り」に行かねばなりますまい(だからぁ、ヤクザの意味じゃなくって)。

 練習がろくにできないので焦り気味ですが、先週末、古いレパートリーの曲を何曲か取り出して吹いてみて驚いた。以前より楽に、かつ考えながら演奏できるようになっているのが自分でもわかります。やはりこの2年の不遇はまったく無駄ではなかった・・・と思いたい。少なくともエチュードはずいぶんやったからなー。


 いまさら焦ることはない。どうせ趣味でやっている晩学フルーティストだもの。一人でひたすらやりたいことをやっていればよい。そのうち何かの縁があれば、別な活動の途もあるかもしれない。


 さあれ、みなさまにとって来る年がすばらしいものになりますように!

  医 者 ど の は け つ く う ど ん で ひ つ か ぶ り

 ってのがありましたな。私もそれで、100円ショップで買った三玉うどんと葱と油揚げを土鍋の出汁で煮込んでふうふうし、湯たんぽを入れた寝床で夜具を引っかぶりました。

 しかしまだつらいんですが職場に出てきています。あと二日。


 お寒うございます。

 そうとう用心していたのだけれども、やられた。ゆうべは暖房をがんがんいれ、たくさん夜着を着込んで湯たんぽまで入れ、薬飲んでビタミンC大量摂取して早寝したのだが、それでも職場に着てみるとくしゃみと鼻水、熱っぽい・・・。
 しかし年末ということで、本年中という案件をあてられてもいるし休みたくないのだ。
 二、三日中には治ってくれますように。

 あまりの忙しさに電車の中で本を読む気がしない。なので、本ブログ名物「通勤電車図書室」はいまだ再開せず。代わって年代物のCDウォークマンを持ち込んで聴いています。
 このごろ聞いているのはもっぱら弦楽四重奏。特にベートーヴェンの初期六曲。これ、だいたい三曲で一枚のCDに入っているんですが、家の最寄の駅で聴き始めると大体会社の最寄の駅についたころ終わるのでちょうどいい。
 一番から三番まで入ったやつだと、一番はすごい緊張感で力が入っていて、いかにも「さあこれから頑張るぞ」という気分になり、二番では「今日も仕事仲間には明るく優しく接しよう」という気分になり、三番は「でも『忙中閑あり』っていうから、区切り区切りで寛ぐことも大事にしよう」という気分になったところで会社に到着できます。

 つくづく、ベートーヴェンってのはマジメだなあ。

 ずいぶんいろんな団体のを聴きました。東京カルテットはよかった。アルバン・ベルクSQはすごい緊張感があるな。

 しかし、笛吹きのハシクレから見て、一番興味深いのはむかしなつかしスメタナSQのアナログ録音。どの楽器も音色が多彩で、フルートからは妬ましい演奏だなあ。それにしてもいろんな演奏を聴いてみると、スメタナってかなりユニークな演奏だったんだね。他とぜんぜん違うじゃん。
 ちまたではクリスマスだが、相変わらず練習時間の欠如に苦しんでいる。先週末から仕事場のスケジュールがうまくいかなくなって途方もなく多忙になったのだ。毎日、21時半までの残業、早出・・・週末は完全に反動で、一日中ぶっ通しで笛を吹く始末。こんな練習は身になりません。

 モトノモクアミ現象が昂じて・・・というより、考えて練習する時間がない、というのが実情。
 週末に練習しまくって、禁断症状は解消したものの、やはり一週間は長いな。元の木阿弥。

 相変わらずアンデルセンop.21です。3番は一応できあがりっということに(本当は二番目の半下降がまだ不安なのだが先は長いし、戻ってくることはあるのだ)。4番は、第4変奏がまだまだ。転調してからあとは結構意表をついてくるフレーズがあって、滑らかにいかない。あと、テンポ上げなくちゃ。

 5番は、通してみたもののまだよくわからない。
 練習できん。

 一週間もさらわないでいると、ほとんどもとの木阿弥に戻ってしまうんだよな。
 なんか対策はないかな。職場には練習できるようなスペースはまったくないし、帰ってくるともう私のぼろアパートでは近所迷惑でダメな時間だし。

 カネはないから有料の練習場とかカラオケボックスとかは使えない。・・・なんか、何十年も同じ問題に悩まされとるなあ。