靴のかかと
いつからか分からないけど
私はかかとを修理されたばかりの靴が1番好きです
なぜかと言うと
足に馴染んだ状態で
かかとが新品
という素晴らしい状態だから
だいたい安い靴しか買わないので
どんな靴でも柔らかめの弱いゴムが付いていて
すぐにチビてしまいます
それをちょっと高くても
固めのゴムに付け替えてもらうと
足に馴染んだ靴が
真新しくなって
固いゴムだとさらに長く使えるのです
今日は
(クリスマスですが)
久しぶりの何も予定のない1日だったので
寝クリスマスしてようかなと思っていました
が
姉が上京し
一緒にクリスマスディナーを食べたいと言うので
まあ、いいかと(←)
出かける準備をして
ついでに
最寄り駅の下にある靴修理屋さんに
ずっと気になっていた
ショートブーツのかかと修理に行きました
何回も言いますが
安物なのでゴムが柔らかくて
買って数週間なのにチビていました
店員のおじさんに
「少し低くなるけどいいですか」
って言われて
「はい、大丈夫です」
って言って待ってたら
少しして
「あの、、、これ見てもらえる?」
といっておじさんがチビたゴムを取り去ったかかと部分を見せてくれました。
この安物ショートブーツには
ある程度手の込んだものにはある
鉄のチューブとか
木の杭みたいな
芯になるものが刺さっていないとのこと
だから穴を開けて釘を打つしかない
と
「安物持ってきてすいません、
お手数をおかけしますがお願いします」
と言って
さらに待つこと数分
おじさんはゴムを張り終え
小さなドリルみたいなものを出してきて
「歯医者かなんかみたいだよね」
とか言って穴を開け
釘をコンコン2本づつ打って
仕上げに黒い蝋のようなものを塗って磨き
靴全体にブラシをかけて渡してくれました
ピカピカのブーツ
すごく手間をかけてくれたのに
普通のかかと直しと同じ値段で
ニコニコとお会計をしてくれたおじさん
ありがとうっ!!!
やっぱり
技術って人を幸せにするんだなぁ
って、幸せな気持ちになりました
これから
整体に行って
それから
クリスマスディナーです
皆さまも
素敵な夜を〜
メリークリスマス