この作家と世代がドンピシャなんで、70年安保は高校1年生の頃。でも田舎の高校だった政治活動なんてあまり興味も無かったけど、少しは世の中の動きを気にしてはいた。クラスの中で優秀なヤツで、かなり活動していた人もいたことを思い出した。バイクで死んだY山君もその一人だったことを突忽に思い出したりした。

そんな高校生も、今は親の介護や死を看取る立場。第四章がちょっとウルウルしてしまった。

現代の高校生に読んで欲しいけど、理解不能なんだろうなあ。高校生が教師達に要求を突きつけハンガーストライキをするなんて・・・。

★★★★☆

-----------------------------------
大切な女性がこの世から姿を消してしまった。1969年のことをいま、書かずにいられない。
高校生も反戦運動に立ち上がったあの時代がいま熱く思い返される。痛みと悲しみにみちた快心の青春小説。
いつの日も