マレーシア・クアラルンプールに住む坂本さん夫婦。年金が3倍・4倍になる効果があるという。趣味が旅行ということで、東南アジアなどに良く出かける。

この坂本さんの強い味方が、エアアジア。赤い機体だ。カラルンプール→コタキナバルが3000円。格安です。日本なら東京→沖縄までの距離。LCC(ローコストキャリア)格安エアラインが国際線にも進出している。

一方、高級路線も健在。しかしLCCをライバル視し、シンガポールエアラインもLCCを作った。

そのLCCが日本にも進出しようとしている。サービスvs価格の激突だ。

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役所さんが登場して、旅行会社の窓口に来た客と係員の様子。クアラルンプール→バリが600円だという。空の低価格戦争だ。

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関西国際空港にジェットスター航空が乗り入れている。オーストラリアの格安エアラインだ。一般のと何が違うのだろうか?まず機内食が配られない客がいる。コンビニのサラダなどを食べている。機内食やテレビ、毛布などのサービスが選択できるのだ。名簿を見ながらのサービスを区分けしなければならないので、乗務員は大変。でもお客さんたちはうまく利用しているようだ。

ジェットスターは急成長を続けている。しかしシドニー→大阪は50000円で、他の会社の72000とさして大きくは違わない。これは日本の規制があるかららしい。

そこで旅行会社を設立して、航空会社への規制をかいくぐる作戦。ケアンズ→大阪20000円を実現した。

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クアラルンプールのエアアジアは国際線2400円。プーケット行きが1700円。飛行機がバスのような値段だ。

トニー・フェルナンデスCEO。キャッチは「今や誰でも飛行機に乗れる」・・・当時は6%しか飛行機を利用していなかったから当たる!と語る。元はワーナーの社員、世界中を駆け回っていた。エアアジアを買収し、格安にした。席は自由席、雑誌は持ち帰り禁止、食べ物・飲み物は有料、ゴミが出るとすぐに回収して飛行機の稼働率を上げる、整備は全て外注にして、25分後には飛び立っていった。利用客は100倍以上増えた。

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アミナさんがメイドとして出稼ぎにいく家庭が取材された。以前は船で10時間かかっていたのを、飛行機では2時間。しかも格安。マレーシア空港は出稼ぎの人で溢れていた。人の動きも加速させたエアアジアである。

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格安航空が狙う日本。規制でがんじがらめな日本はどう対応するのか?国土交通省の役人が「IATAの基準を廃止すす」と語る。そうなると格安航空も参入できるようになるが、問題は安全性。そこで国は抜き打ち検査の回数を増やそうとしている。乗り入れ頻度にあわせて回数を決める。「航空機検査官」がチェックする。特にエンジン周りは念入りにチェック。他にも「運航情報官」が荷物などにも目を光らせ、機長経験者がコックピットも点検する。

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北海道千歳でマカオの航空会社ビバ・マカオの飛行機が点検を受けていた。マカオは日本人観光客が伸びている。成田→マカオ直行便が就航したが、初めての乗客は19人。前途多難な幕開けだ。大林さんはビバ・マカオの日本側総代理店、エア・チャーター・インターナショナル社の社長大林さんである。成田空港は航空会社がひしめき合い新規参入は難しいが、裏技として臨時便を使った。ただし初回は大赤字。臨時便を定期便にすべく努力中。

ビバ・マカオは世界進出を果たした新興航空会社で伸び盛り。苦戦していたビバ・マカオがお正月の他社料金との比較で格安なことがアピールできて、長蛇の列が成田にできた。

しかし、飛行機を点検に出している間に募集できずに、再開してからの募集は希望者ゼロという事態になってしまった。(ピンチ!)

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役所さん再び登場。成田→マカオ→クアラルンプール→バリが2万という。果たして日本の航空会社はどう立ち向かうのか。

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JALは品質が保障されているからと力説。しかしJALも格安路線を準備していた。JALウェーズだ。客室業務員にタイ人女性を起用。日本語習得から研修だ。人件費は4分の1、そして微笑みの国。ローコストでハイクオリティのものをという意向だ。現在世界10都市に就航するJALウェーズ。乗客の評判も上々のようだ。

ANAは「アジア戦略室」を立ち上げて検討に入った。

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ビバ・マカオのピンチはどうなるのか?大林佳宏さんが動いた。旅行代理店を巡り協力を依頼。HISだ。ようやく店頭にチラシが並んだ。

これからは価格とサービスを選ぶ時代。

安全性もよろしくね!