iPhoneの充電スタンドを自作 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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先月末にiPhoneを5sから6sに機種変更してきたのですが、充電と同期のためのスタンドが意外と良い物が売っていないのが悩みのタネ。と言うか、iPhone用に限らずですが「端末を立てておく」スタンドは多いのに水平に近い角度で載せる充電台って何故に無いんでしょうね?

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上記リンクのとか見てもそうだし、Amazon辺りで探すと殆どが上記のものと同じくらいの角度で立てておくタイプ。
私としては、デスク上ではもっと寝てて良いんですよね。

結構古い記事では有るのだけれど、週刊アスキーのネット記事に有るこういうのが本音では理想。100均のスマホスタンド改造品なので角度はともかく、載せるだけで接点が接触して充電開始するのは便利だと思う。

HTC J Butterflyの充電スタンドを500円で作ってみた:週間リスキー(写真追加)

だけど、iPhoneの場合はこの仕組は無理なんで、どこかで妥協点を探る必要があります。
理想形は以下のリンクに有る様な形状で、手前側にLightningコネクタが付いているという形状。

HTL21J butterflyスマホの充電キャップが壊れたのでクレードル(充電スタンド)を自作してみた。

上記リンクの物はかなり手間とお金をかけているようですが、私はそこまで掛けるのは無理(´・ω・`)

という訳でベースに使ったのはiPhoneのボックスに入っているトレーです。

6sスタンド5458・充電台の基本の部分

このトレーをカットして貼り合わせ、iPhoneの充電台にするというネタはネットの何処かで見た記憶が有るんですが、何というサイトで見たのかは失念してしまいました。
確か、元ネタは立て気味の角度で作られていたとは思います。

このトレーを使ったホルダー部分を寝かせ気味で、なおかつ載せる時などにズレにくい重さで充電台にしたい訳です。

6sスタンド5487・角度の検討

まずは、土台部分を何で作るか以前に「どの位の角度がベストか?」と言うのを探ります。ダンボールを切って、角度を検討します。正確に測ってはいないですが、概ね10~15度位の角度ですかね、これ。

角度が決まると土台の部分を何で作るかと言うことになるのですが、加工性を考えて「紙粘土」で作ることにしました。
今回組み込んだ充電ケーブルはダイソーの巻取り式で、充電だけでなく「同期も可能」な200円商品。ここが飛び出しているとみっともないので土台に埋め込んでしまう様に作ります。

当初は紙粘土で造形して、表面を研磨した後で塗装するつもりだったのですが、100均で材料探しているうちに良い物を見つけました。

6sスタンド5486・買ってきた材料

セリアで販売している和泉化成の「ライフトレー」です。何気にiPhoneを載せてみたら幅がピッタリなんですよ、コレ。写真のライフトレーの倍の長さの物を「ラジカセ風MP3プレーヤー」で使ったことが有りますが、加工性もいいし、見た目もよくできるのでコレを使うことで決定。

6sスタンド5489・側面をカット

そのままだと角度付けできないので三角形にカットします。もちろん、Lightningコネクタの飛び出し分を隠せるようにします。

6sスタンド5490・カット完了

カットは、プラカッターでスジボリしながら最終的にニッパーで切り取り。バリをヤスリで削って整えます。ここにiPhoneのトレーで作った充電トレーを載せます。

6sスタンド5491・コネクタ部もケース内

この状態でiPhoneを載せてみると、意外と良い感じ。コレに紙粘土を詰めていきます。水分を含んでいることを抜きにしても紙粘土って意外と重いので安定感も良くなりそう。

6sスタンド5492・紙粘土詰め終わり(`・ω・´)

隙間という隙間に紙粘土を詰めまくったのでコネクタ部分の飛び出しもしっかり隠せました。
コードも紙粘土の中を通している状態なので、断線したら厄介かもw

6sスタンド5494・iPhone6を載せてみる

自分のiPhoneで写真を撮っているので息子のiPhone6を載せてみる。ケースを付けていないとかなり余裕がある感じ。
と言うのも、DMMcaseで作ったICカード対応カバーを着けたままでも載せられるように作ったため。
ちょっと失敗したのはLightningコネクタ部分を6sとカバーにピッタリ合わせたために5sだとカバーが干渉して充電すらしないということ(´・ω・`)

6sスタンド5495・充電の状態

息子の6の場合ですが、上記写真のように6や6sならきちんと充電してくれますし、6sでMacとの同期もしっかり取れました。

こういうスタンドを作る場合、純正のLightningケーブルを使うのはちょっともったいないですし、固定してしまうなら向きを気にせず挿せるなどは考えなくて良いので、ダイソーの巻取り式をパーツとして使うのは便利ですね。

紙粘土がしっかり乾燥したら粉が落ちるのを防ぐ意味でも塗装しておきたいと思います。