前回は非常に太った女性に押し詰められて入院を余儀なくされた気の毒な女性乗客の話でしたが、今回も飛行機の座席の話です。あるフライトで大変に太った男性の隣に座る羽目になった男性乗客Aさんがいました。その太った男性のせいで座席に座っているのが苦しく、Aさんは座席を立ち、離陸と着陸の時を除く７時間のフライトのほとんどを通路を歩いたりして過ごしたそうです。

Aさんは「おとなりの太った人は謙虚な方で申し訳なさそうにしていた。」と言うのですが、謙虚な人が、Aさんが仕方なく通路を歩きまわっているのに自分は平気で座席に座っていられるものでしょうか？　その機は満員でフライトアテンダントが座る座席もいっぱいだったそうですが、Aさんが歩き回っているのをそのままにしておくスタッフも変です。

この話は信じがたい部分もあるのですが、本当だとしたら、その太った人は非常に厚かましいし、二人分の座席の購入を勧めなかった窓口の担当者もいかがなものかと思われます。　一人分のフライト・チャージを払った人には一人分の座席を確保する権利があり、一人分のチャージしか払わない人にはお隣りにはみ出す権利はありません。私は幸いそのような目にあったことはありませんが、皆様は如何ですか？

飛行機の座席（２）