ギリギリになってマクロンが出てきて「やめれ」と

さて…遠いシナイ半島では、ネタニヤフが、7月からウェスト・バンクの併合を始めようとしている矢先に…マクロンが電話をして、「やめれ」と言ったとか。
この併合には、国際社会からの非難がごうごうで…マクロンは、形としては、エジプト・ドイツ・フランスの共通意見として、代表でネタニヤフに警告をするということに、なったらしいです。

アッバス「聖戦になるぞ」

もちろん、パレスチナのアッバスからは、前もって、強い反対が述べられており…
Their statement coincided with a warning from a senior adviser to Palestinian Authority President Mahmoud Abbas, who said that Israeli annexation of the West Bank would likely spark an all-out uprising among Palestinians. He predicted that the “intifada” would receive support from across the Arab world.
そんなことをしたら、パレスチナ人の大蜂起が起こるだけではなくて、アラブ世界全体が「聖戦」をサポートするだろう、というふうに、アッバスは言っていると。
まあ、これ以上ないという、最大級の警告ですよね。イスラエル対全アラブ世界の大戦争になるぞ、と。
フランスとかドイツとかエジプトというのは…シリアでは、アサドを倒すために、アメリカやイスラエルと一緒になって、いろんなヤバいことをやらかして、「共犯関係」にあるわけですが…ここでパレスチナ側についたというよりも、ウェスト・バンク併合の邪魔をしてきたということは、どういうことかというと、やっぱり、そこまでの「大戦争」は、困るから、ということでしょうね。
シリア(やイエメン)国内の荒廃に限った話ではなくなると、困るんでしょう。
そもそも、フランスやドイツやエジプトのように、アメリカの戦争の共犯になってきた国々に、「人道的見地」などは、あるわけはなく、そうであれば、イラク戦争からして、反対したはずであり…ともかく、そこまで行くと、なんか困るんだ、と。そういうことだと、思うんですよね。

トランプが後押しをしているわけ

で、このウェスト・バンク併合というのはですよ、アメリカが後押しをしているものなんです笑。
なぜかというと…トランプは、大統領の職にとどまるために、イスラエルに、特にネタニヤフに全面的にひれ伏すことに、決めたからですね。
自国のメディア・議会・自党の一部から、大々的にやめろコールをされてしまい、ほかに選択肢がないと思ったトランプは、イスラエルの後押しで大統領を続けることにしたんです。それというのも、娘婿が、ユダヤ人の(大金持ちの家の)ジャレッド・カシュナーだったからで、イヴァンカもユダヤ教に改宗していたわけです…。
ジャレッド・カシュナー↓
このカシュナーというのが、ネタニヤフとの橋渡し役を務めることになってしまって、なんの実積もないのに、アメリカの外交を仕切っているというのが、実態です。
ともかく、トランプが大々的に後押しをしているウェスト・バンクの併合、これが困ると言って、最終的には、直前になって、マクロンが矢面に立って、出てきたと。

プーチンの影

ここで思ったのは、やはりプーチンですね。
マクロンと言えば、プーチン。
ロシアはもちろん、併合に反対。この人は、ロシアの名物外務大臣↓
今回の件は、ドイツやエジプトの意見を代表しているとはいえど、ロシアの差し金…があったんじゃないのかな、みたいな。
プーチンというのは、究極的には、平和を目指している人、なんです。
できれば、戦争は少ないほうがいい、という人。
そして、アメリカの大統領とかなり違うところは、自分の国のことを一番には考えていても、自分の国だけが平和ならそれでいいと思っているというわけでもない、というところなんですね。守備範囲が、もっと広いみたいです。
なんか、そんな気はしますね~マクロンが出てきて、プーチン、関係あるんじゃないのかな、みたいな。