みなさまこんにちは!
杉本です!
またまた先週末のツアーのご報告です
7/31(日)も前日同様に夏らしいお天気の中、三重県は「尾鷲」に潜ってきましたよー!
大阪からは車で3時間弱と、串本と同じかちょーっと遠いぐらいですが
この時期は出航時間が融通効かせてもらえるので、日帰りでも2BTばっちり潜れちゃいます!
幸運なことに、この日もお天気に恵まれました☀️
(ゲストの皆さんの日頃の行いが良いおかげっすね!)
さて、尾鷲といえばカラフルなソフトコーラルが素敵な写真が有名...
最近インスタでちょくちょくバズってますね
ということで、今回はフォト派ダイバーに人気の現地ショップ「TRUE COLOR」さんと一緒に潜りました
杉本も久しぶりにカメラ引っ提げて、ばっちり撮影させて頂きました、ありがとうございます•••笑
そんな有名ポイントの「魚礁」に、1本目から潜ってきましたよ!
大潮の時期を選んだので、狙い通りばっちりポリプ全開でわしゃわしゃのふわふわでした
まずは定番の額縁撮り!
ゲストさまにもモデルになってもらいました
(ペアマスクの白がいい感じに目立ちます!)
キンギョハナダイなんかもそれなりに群れてましたよ
ミノカサゴも多いんですが、さすが優美な魚で背景に合ってます
伊豆あたりとはまた違う尾鷲特有の”青ホヤ”も画角になんとか収められました!
こんな感じで、めっちゃカラフルで綺麗な景色!なんですが
透明度は5mぐらいしかありません、実は笑
やっぱり浮遊物が多い方がソフトコーラルのポリプが開くんですね
ヤギやトサカは「腔腸生物」なので、栄養分が豊富な、いわゆる濁りがちな海に多いんです。
それでこんな感じのわしゃわしゃになるという•••
なので「魚礁」に潜りたい方は、透明度にはあまり期待しないでください
でも写真撮るのはめちゃくちゃ楽しいので、その点では超おすすめでっす!
あとは水深が潜行後、浮上開始まで基本18m~20m程度を維持することになるので、ちょっと深いです。
写真撮ってるとついつい楽しくなっちゃうけど、デコ注意ですね
さて2本目は、また全然雰囲気の違うポイントの「大鼻」に潜りました。
このポイントは沖合に位置してまして、水深は10~30mの間を移動します。
外洋に近いので、透明度も湾内に比べると比較的良い時が多いですね!
大きな岩が並んでいて、広いアーチやドームなんかの地形も楽しめる場所です
ほら、なんかちょっと南の島感ありませんか?!
(宮古島ぽいとか言ったら怒られますかね笑)
大きな岩の隙間はダイバーが十分通れる程度に広いので、洞窟みたいな感じ!
あっちに行ったりこっちに行ったり•••迷路のようにアーチを縫うように進みます。
途中でネンブツダイがわしゃっと群れていたりもしますよ
ここでちょっと珍しい魚をご紹介します!
その名も「サクラテンジクダイ」
あんまり聞き慣れない名前じゃないですか?
体色は赤みを帯びた透明(スケルトン)で、岩孔や洞窟の中の暗い所に生息しています。
その上、夜行性なので一般的には日中のダイビングでは観察しにくいらしいんですね。
このサクラテンジクダイが「大鼻」では数多く観察できるんです
しかも夏の時期はちょうど「口内保育」シーズン!
スケルトンで口内保育ということは•••?
そう!口の中の卵が確認できちゃうんです
(ゲスト様GoPro動画より切り出し)
光を当てると素早く逃げちゃうのと、今回はゲスト様含めみんなワイド仕様だったので
写真は難しかったんですけど•••これはマクロで頑張って狙いたい被写体ですね
肉眼では、口の中が卵でパンパンになってる様子をばっちり見てきましたよ
大きな岩の表面は、赤と緑の海藻がたくさん付いていて
こちらもなかなか楽しい景色になってました
最後は岩の上、5m付近でまったり安全停止タイム。
緑の草原っぽい景色がワイドで映えます
ダイビング終了後は、現地サービスさんの計らいで
カンパチの刺身と焼き魚を差し入れで振る舞って頂きました!
美味しかったです、ありがとうございます
以上、尾鷲ツアーレポートでした!
リクエストは随時受け付けておりますので、「尾鷲に行きたい!」というご要望あればいつでもご相談くださいね
ではでは今日は、この辺で•••
杉本でした