知恩寺・手作り市(京都市・百万扁)


今や全国でフリマ(フリーマーケット)のブームですが、意外と京都は古くからやってます。フリマをやってる人には申し訳ありませんが、家庭で不用の贈答品の(在庫)処分?笑、とか自分にピッタリとマッチするものがあれば激安ですが、今やモノが溢れる時代です。日本全国あっちこっちでやってるフリマやガレージ・セールは、最近は見る気もしません。


※知恩寺本堂前・露店


この記事のタイトルに”手作り市”とわざわざ記したのは、在庫処分を主とするフリマと京都の手作り市とは根本的に品揃えが違うからです。勿論、京都の他の場所でもフリマはやってますが、段々人気に陰りが出ています。ところで、京都の手作り市で有名なのは(この記事の)『知恩寺』、『北野天満宮』、『東寺』です。


少し前に(ちょっと)この手作り市に商いに来ている能登の輪島のおっちゃんにお話を聞いたのですが、この三ケ所の中で一番良い客層が来るのは知恩寺だそうです。


※信州素材の手作りジャム


そうなると必然的にお客さんの目も肥えてますから、本当に良いモノが一番安く手に入るのが知恩寺なわけです(^^)。たまたま、15日はオフだったので、私は行って来ました。外国人(白人)が本格的な食パンを売ってたり、道場六三郎ご用達の岩塩があったり、朝採れの野菜・・・生活必需品まで”露店が300店”出てます。


ロレーションは今出川通りと東大路通りの交差点です。(京阪・叡山電車)出町柳から歩いても10分ちょっとです。(そうそう)京都大学の学食で”ランチ”なんてコースも洒落てますよ~(^^)。




★百万遍(ひゃくまんべん)知恩寺の言葉の由来・・・

1331年に京の町で疫病が大流行した折、”八世円空上人”が7日間で念仏100万遍(回)唱えたところ、疫病は治まり、後醍醐天皇が『 百万遍 』と云う寺号を与えたことから・・・。



★知恩寺手作り市は、毎月15日(曜日関係無し)と決まっています。京都大学に隣接しているせいか、月初に”古本市”としても有名ですね。京都観光に来られる方は15日を間に挟んで、是非ご覧下さい1,000円もあれば、素敵なお買い物ができて帰り際に露店の本格ドリップ珈琲まで飲めますよ!(^^)。



ご興味あるお方は⇒知恩寺・手作り市ホームページ


==============================



追記事⇒22:30




知恩寺の手作り市は凄げぇ~ですゼ!』って、私がこの記事でいくら言っても伝わりませんよね(笑)。




実は2月の手作り市の時に私は(下の画像の)”輪島塗・懐石膳”5枚組を¥12,000で買いました。最初¥16,000と言う話でしたが、他の小物も抱き合わせて買い粘りに粘って負けてもらったのです。

地元、○野屋さんでは定価20万円の代物です。「歳三さんは騙されてる!そんな旨い話ある筈無い」と仰るかも知れませんが・・・(笑)。呉服で言うと”B反”です。”難あり”です。難の箇所も確認済みです。


それに、私はマイセンとかロイヤルコペンとかも(昔ですが)仕事で買い付けに行ったことがあります(^^)。



”難”は膳の裏側です。これを私に売ってくれたおっちゃんは、ここだけでなく東寺や、北野さんに継続して出入りしてる人です。出処を明かすとおっちゃんの信用に関わので・・・。



結論⇒ここは”まとも”にモノしか売ってません!