実はこの鹿さん、よく行く文具店で見つけた、マグネットなんです。
針金をペンチでくるりと巻いて、そこにマグネットでペタっと。
なので、脱着可能。
気分で変化させることができるという、新しい楽しみ方を発見しました!
桜盆栽は大きめなので、全体のバランスを見ると、小鳥さんがちょっと小さ過ぎる印象でした。
デザインも盆栽も、世界観を表現するには、バランスがとっても大切。
大き過ぎても小さ過ぎても、多くても少なくてもダメ。
とにかくやってみて、自分が心地良い辺りで一旦停止。
自分の趣味なら、ここで完成!で良いのですが…
お仕事の場合は、クライアントさんの好みによって、ちょっとだけプラスorマイナスでご提案します。
心地良いの尺度は、業種やジャンルによって様々ですが、基本は受け止める側の消費者や利用者の目線になることが大切。
伝えたい事ばかりをぎゅうぎゅうに押し込んだチラシは、文字が小さかったり、ゴチャゴチャしています。
本当に興味のある人は見てくれますが、一般の人の心を掴むには至りません。
かといって、スッキリ仕上げて欲しいというご要望にお応えしたチラシは、集客という結果に結びつかない事も多いです。
それは、本当に必要な物まで削除してしまった結果、説明不足に陥っていることが多く、魅力が伝わりきれていないからです。
見やすくて伝わるデザインに仕上げるためには、
•言われたままにデザインをしない
•クライアント様と丁寧なやりとりを心がける
•自分がお客様のファンになる
•提案したり、相手を説得できるだけの、信頼関係を作る
個人のデザイナーはセンス以上に、デザインをする上で人間関係がとても重要だと思っています。
って、あれ?いつの間にか、盆栽の話からデザインの話になってしまいました。
唯一の後輩が、前職でお世話になった会社を去ることになったそう。
そのせいかな?
大変な境遇にありながら、よく耐えて頑張ったと思います。
お疲れ様でした。
また、あそこで出会えたみんなと一緒に仕事ができたらいいな…と、最近思っています。

