今日は、日差しは強かったですが爽やかな一日でしたね~
さて、最近、眼精疲労の方が多く来院されます。
という事で、眼精疲労とは、何か?
眼精疲労とは、視作業を続けることにより容易に目が疲れて、視力低下・眼痛・頭痛・肩こりなどを訴え、時には、悪心・嘔吐も生じるような状態をいいます。
成因としては、①視器(メガネ・コンタクトなど) ②全身(肉体的因子・精神・心理的因子) ③環境(職場の作業内容・照明・騒音・室温・換気の状態など)の3つの要因に分けて考えられ、これらの要因が複雑に関連しあって、バランスが崩れて目への負担が大きくなり、眼精疲労が発生するとされています。
では、眼精疲労を東洋医学からみてみると・・・
東洋医学では、「目は、肝の官なり、」、「目は官を主り、キョウにありては目たり」とあり、目と肝(肝臓)は直接関連づけられています。
更に、「肝は血を受けてよく視る」、「肝気は目に通じ、肝和せば即ち目はよく五色を弁ず」とあり、目は肝血の滋養が必要で、不足すると物がハッキリと見ることができなくなるとあります。
したがって、目に異常があるときの治療としては、「肝」が治療の対象になる事が多いんですね~
眼精疲労なのに、お腹や背中や足に鍼やお灸をするのは、この様な理由があるからなんですよ!
眼精疲労によく効くツボの紹介は、また後ほど・・・