手作りからあげ(鶏もも)って美味しいですよね。
揚げ物特有の香ばしい匂いで食欲に支配された脳内,
そんな理性を失った状態でカリカリの表面に無我夢中でかぶりついた時に溢れる肉汁。
柔らかいんだけど弾力のあるプリっとした鳥肉の旨味。
止まらない箸。増していくばかりの満足感。それに反比例して寂しくなっていく皿の上。
さすがに写真の量を一晩で完食することはできませんでしたが,名状しがたいほどの満足感と満腹感を得て,本日の夕食は幕を閉じたのでした。
そして今・・・
そうです。絶賛胃もたれナウ。
数年前までは胃もたれと無縁だったのに,それが今やなんと情けない。
手作りからあげって世界一美味いとモモ・・・否,オッp・・・否,ムネを張って言えるけど,それだけ美味いもんとなるとついつい食べすぎちゃうんですよね。えぇ。
てか鶏のからあげって嫌いな人いるんすかね?
いるとしてもニワトリぐらいですよね。
そんな国民食のからあげにノックアウトされたとて,後悔も反省もする気は毛頭ないけれど,胃もたれを引き起こさない程度の食べ方を学んでいかなければならないな,とアラサーな私はからあげを通して学習したのでした。
ところで・・・
みなさん。イシバシレシピってご存じですか?
イシバシレシピとは,とんねるずの石橋貴明が司会を務め,2003年から2006年まで放送していた料理番組です。
毎週料理テーマが設定されており,その道のプロ料理人がゲストとして登場。
番組の前半は「家庭でも作れる」をコンセプトに石橋貴明が自ら料理を披露し,後半部分では「家庭では絶対にできない」料理をプロが見せつける,という番組構成となっています。
その番組では当然のことながら「鶏のからあげ」がテーマとして挙げられており,「家庭では絶対できない」からあげが紹介されていました。
簡単に言うと,作り方は以下のとおりになります。
1 鶏肉をブツ切りにする。
2 たっぷりの醤油に30秒間浸す。
3 片栗粉をまぶす。
4 180℃の油で揚げる。
以上です。
ふぇ!!!!!??????
なにこの簡単な工程!!!!!!
からあげってさ,醤油としょうがとにんにくに数十分漬けたものをさ,油で揚げるのがさ,からあげという認識があったわけよ。
結構味を染み込ませる工程が必須と思っていたわけよ。
しかしこれはなんだ!?
こんな簡単でいいの!?大丈夫なの!?
とまあ出演していた料理人に懐疑的な色を滲ませた目を向ける私。
そんな私の目からウロコが落ちるのは,そう遠くない未来。
半信半疑ではありましたが,番組内で作られた黄金に輝くからあげに心を奪われた当時の私は,早速からあげ作りに着手するのでした。
ちなみに私が愛用している醤油はこちらになります。
この醤油,マジでおすすめです。少し高値ですが・・・。
甘口なんだけど,どんな料理もこの醤油さえあれば何でも美味くなります。日々ネガティブな私が唯一自信を持ってお勧めできる調味料です。
このブログをご覧いただいた方は,騙されたと思って一度買ってみてください。良い意味で騙されます。虜になります。信者になります。
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・・・閑話休題。
自慢の醤油を片手に,ペテン師疑惑浮上中の料理人に従ってからあげを作ってみました。
おそるおそるという気持ちととともに,一刻も早くかぶりつきたいという衝動が両立した精神状態。そうした衝動に身を任せて揚げたてのからあげをパクリ・・・
はい。クソうま。
醤油だけでここまでからあげって美味くなるのか,と感動したことを今でも鮮明に覚えています。
しかも次の日も弁当に入れても味が落ちてないんですよ!!
これってからあげにとって革新的なことですよね。
ですのでみなさん,ぜひ上記工程を踏んでからあげを作ってみてください。驚愕の美味さに腰の砕け方が尋常ではないです。
みんなで腰を砕いてみませんか??
揚げ物特有の香ばしい匂いで食欲に支配された脳内。
理性を失った状態でカリカリの表面に無我夢中でかぶりついた時に溢れる肉汁。
柔らかいんだけど弾力のあるプリっとした鳥肉の旨味。
ブログの入りで述べていたこの感想。いつものからあげでも味わえているかもしれませんが,特に鶏肉の旨味はこの工程で何倍にも膨れ上がります。ぜひお試しあれ。
長くなってしまいました。気が付いたら日付が変わりそう・・・
読んでいただいた方はありがとうございました。
それではおやすみなさい。
【さらに独り言】
実はこのブログ,音楽がテーマなんですよね・・・