こんにちは!
くもです
前回のブログで、本の話を書こうと思ったのに、
書く前に力尽きたので、
今日こそは、さっそく本の話を
今回読んだ本はコチラ↓↓↓
『あやうく一生懸命生きるところだった』
もう、なんせ、
タイトルがぐっとくる。
読まずにいらレンタ。
で、読んでみても、私には刺さるところがいっぱいの本でした。
ただ、読むと、働きたくなくなるかもなので、
「ちょー働きたい気分だぜー!!!」
「いっぱい働いて、いっぱい稼ぎたいぜー!!!!」
って人には、
合わないかもです。
この本を書いているのは、
韓国の方。
韓国といえば、
学歴社会の、
財閥が社会を牛耳る的なイメージ。
↑完全に韓ドラ見すぎのやつな。
本を、読みながら、
これは、日本よりも生きるのが大変かもしれない。
なんてことを思いながら読みました。
この作者の方も、
ホンデ大学だったかな?
超有名な韓国の美大を目指して、
3浪のすえに合格。
仕事をしながら、イラストの仕事を掛け持ちしていたけど、
40歳になったときに、
なんでこんなに頑張って働いているんだ。
と感じて、仕事を辞めてしまった。
そんな方のエッセイ本です。
この本の中で、
思わずメモした、一部を抜粋して、
書いてみます。
頑張って!(ハイハイ、いつも頑張っていますよ)
ベストを尽くせ!(すでにベストなんですが・・・・・・)
我慢しろ!(ずっと我慢してきましたけど・・・・・・)
これまでこんな言葉を、耳にタコができるくらい聞いてきた。
言われるがままに我慢しながらベストを尽くし、一生懸命頑張ることが真理だと、
みじんも疑わずにここまで来た。
そうして必死にやってきたのに、
幸せになるどころか、どんどん不幸になっている気がするのは気のせいだろうか?
今も、未婚で賃貸暮らし、車もない。
だけど不便でもなければ、悲しくもない。
問題は、自分の気持ちにかかわらず、周囲の人が「かわいそう」「なさけない」という目でみてくること。
そのたびに、僕は空気を読んでかわいそうなふりをする。
かなり前のことだが、ある人から面と向かって堂々と質問されたことがある。
なぜ結婚しないのか、当然すべきなのになぜか、と。
でも、何ひとつ答えられなかった。
いや、答えたくなかった。
相手は悪意もなく、純粋な好奇心から質問したのだろうが、
まるで暴力のように感じられたから。
みんなが正しいと信じる価値観に同意しない者への暴力。
なぜまわりに倣わない?説明してみろよと。
みんなと同じように生きないという選択は、あらゆる面で疲れる。
ひょっとして、みんなも疲れるから他人に合わせて生きているのだろうか。
もちろん僕も、いつも他人の視線を気にしてきたし、
誰に見られても恥ずかしくない人生を送ろうと努力してきた。
たとえ、それがうまくいかなくても。
正直、「人生マニュアル」に合わせて生きてみたかったけど、簡単ではなかったんだ。
でも、本当に恥ずべきは、この年で何も持ち合わせていないことではなく、
自分なりのポリシーや方向性を持たずに生きてきたという事実のほうかもしれない。
これまでほしがってきたものは全部、他人が提示したものだった。
みんなによく見られようとしていた。
それが恥ずかしい。
ほんの少し顔を上げて周囲を見渡すだけで、
ほかの選択肢がいろいろあると気づくのに、
執着してしまうとそれが見えなくなる。
たった一つ、
この道だけが唯一の道だと信じた瞬間、
悲劇が始まるのだ。
道は絶対一つではない。そして信じて進んだその道が、
歩んでみると思い描いたものではなかった、ということも実に多い。
だから、「絶対あきらめるな」という言葉が嫌いだ。
命以外なら全部あきらめたっていいとすら考えている。
もちろん、なんの努力もせず簡単にあきらめていいとは言わない。
思い描く目標があるなら最善を尽くしてみるべきだ。
知らぬ間に、他人の価値観に沿って、
生きていることは、
人間だもの。
確実にある。
人と人との出会いの中で、
影響を受け合って、
生きているのが人間だと思う。
考えなしに、
人がそう言っているからと、
簡単に、人を批判してしまったり、
他の人もそうしているから、自分もそうする、やってもいいのだ。と、
勝手な判断をしてしまうこともある。
だけど、
本当にそれは、自分の意見だろうか?
本当に、自分はそうしたいのだろうか?
周りに合わせて生きる生き方、
人に言われるがままに生きる生き方、
ちょっと見直してもいいかも?
そんなことを思う、本でした。
すでに私は普通の人の歩むレールを外れてしまっているし、
生きずらいと感じておりますが、
それも、
私が勝手にそう思っているだけかも。
人なんて、さして、人のことを気にしてない。
みんな案外ノリでやったり、言ったりしてるだけだったりするし。
人の目を気にすると、
とっても生きづらい。
もっと、他人の話ではなく、
自分に寄り添って生きていけるといいな
ではでは、こんなところで!
ナイスなハロウィンを!!!!