古物商許可の大切さを再認識した出来事 | アンティークのお店 Clotte 店長日記

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アンティークショップ店主の日々の暮らしで起きたこと、思ったことを気ままに綴っています。

アンティークショップを開業するにあたって、


大切な資格に「古物商許可」があります。


Clotteも「古物商許可証」は10年前に取得しました。






アンティークなど中古品を売買する人を

 

「古物商」というのですが、

 

「古物商」になるには、

 

営業所を置く管轄の警察署に設置されている

 

公安委員会の許可が必要になります。

 


その許可がないまま商売をしていると、


無許可営業となって、


「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」といった

 

重い処罰を受けることになります。


このように古物商が守るべき義務や必要な条件などは、


「古物営業法」という法律の中で定義されていて、


その「古物営業法」が2018年4月25日に改正されました。



そして、2020年4月1日に全面施行されることになり、


それに伴って、


許可を受けている古物商は、前日の2020年3月31日までに


「主たる営業所等届出書」の提出しないと、


許可を取り消すという内容のはがきが昨年の11月頃に届いたのです。






その手続は年明け早々に行ってきたのですが、


公安委員会から出された紙に

 

住所、氏名を書くだけの簡単な内容でした。



話は変わりますが、

 

3年前の引っ越しをした時のことです。



引っ越しをしたということは、


言わば古物商許可証に登録している住所が

 

変更になったということです。


ですが、その時の私は

 

「古物商許可証」は「運転免許証」のように


有効期限や更新手続きがないので、


一旦取得してしまえばよし。

 

みたいな感覚でずっといました。



当然、「運転免許証」の住所変更は

 

速やかに届出をしたのですが、


「古物商許可証」の変更届はすっかり忘れていたのです。



引っ越しをして数か月経った頃に、


管轄の警察署から私の携帯に電話がかかってきました。



内容は、古物商許可証に登録している住所に


私の所在が確認できなかったので、


一度警察署の生活安全課保安係に来て、


くわしい経緯を説明してほしいとの内容でした。


急いで生活安全課保安係に出向き、

 

そこでキツく言われたことは、

 

「古物商許可証」も運転免許証と同様に、

 

変更があれば、14日以内に必ず届けを出さないと

 

資格を取り消される場合があるということ。

 


その時に初めて事の重大さに気づきました。



数枚あった「始末書」?みたいな紙に

 

氏名、住所を書いたのを覚えています。



ですが、今回の改正では、


「古物商免許取り消しの簡素化」という法律が加わりました。



公安委員会の方で古物商の所在が確認できない場合、


「官報」と言う日本の機関紙に公告されて、


その日から30日後に申し出がなければ、


そのまま免許が取り消されるという

 

猶予のない取り消しの事由に変わりました。



免許を取り消されると、5年間は再取得はできなくなります。


ということは、5年間は営業ができなくなるので、


古物商として

 

今まで積み重ねてきた実績や努力が

 

崩れてしまう可能性も考えられます。



あの3年前のことを、これからしまったらと思うと


背筋が凍りそうになります。

 





今回「古物営業法」という法律のことを勉強して、


古物商を営む立場で、

 

「古物商許可」は、大変重要な資格で、

 

それまでは認識が甘かったことに


深く反省するのでした。

 

 

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