しかし、なにかのテレビコマーシャルで、昼間からテラスでビールを飲みながらパスタを頬張る姿に、かっこえ~、と思った記憶があります。
将来、時間に余裕ができるようになったら、昼食に外でビール飲んでパスタを喰らってやるぜ、と心に誓ったものです。
未だ実行できていませんが、今だに目指しています。
ところで、広末涼子 という女優、ドコモのコマーシャルに出ていた頃に名前を覚えましたが、それだけで取り立てて好きというわけではありませんし、かといって嫌いになる理由もなく、なんらかの被害を被った覚えもありません。
生きてゆく上で、なにも影響しないタレントさん、くらいにしか思っていませんでした。
先日図書館に足を運んだときのことです。DVDのコーナーに、新入荷と題する棚に WASABI という映画が並んでいました。
表紙には、ちょっととぼけた顔のジャン・レノ に、ちょっと隠れるように黄色に髪を染めた広末涼子 の画。
聞いたことあるタイトルではあったものの、ストーリは知らず、どうせタダなので、借りてみることにしました。
##################################################################
フランスの警官ユベールは、ある事件の捜査中、そうと知らずに、署長の息子を殴ってしまう。
以前から過剰な捜査のために署内でも煙たがられていたユベールは、これを機に、停職処分となった。
そんな折、20年前にユベールの元を去った日本人の恋人、ミコが死んだという連絡を受ける。
電話でそのことを知らせてきた弁護士はまた、ユベールとミコとの間に、ユミという娘がいたことを伝える。
さらに、ユミには二億ドルの相続金も残されており、その金をヤクザ組織が狙っている事実を知ったユベールは急いで日本に渡り、父親であることと相続金の事を隠してユミに会う。
##################################################################
ベタな人物設定に、ストーリーは先が読めて、アクションもそこそこ、オチもなんだかな~で、最後に、WASABIってそこかよっ!って叫びたくなるような、そんな映画です。
中途半端感が、終始拭えませんでしたが、期待しない映画というのは意外と面白かったりします。
ジャン・レノ の演技は、とても自然体であったように見えたので安心してみることができる反面、これといって特徴はなく、全体的にのんびりとした雰囲気でした。
一方、期待していなかった広末涼子 の演技は、全体としては上手いとは思いませんでしたが、ちょっと壊れた感じの表現は、とても上手かったと思います。
期待していない、というのは役者にも当てはまったようです。
ちなみに、広末涼子 は吹き替えなしでフランス語を駆使した演技をみせたようです。
この二人の、妙なアンバランスが、ムズムズするような、気持ち悪さと心地良さを絶妙に醸しているようで、なんとなく楽しめました。
昼間、庭先でビール飲みながらパスタを喰いつつ、そのBGVよろしく鑑賞するのに、案外最適かもしれません。
今日はここまで。
WASABI [DVD]
出演: ジャン・レノ, 広末涼子 監督: ジェラール・クラブジック