かなり前に入手していたのですが、貧乏ヒマなし猫灰だらけ(違)、まとまった時間が取れませんでした。
通常なら寝る間を削るんですが、なんか最近疲れ気味で、ブログ更新がやっとでしたw結局まとまった時間は取れませんでしたが、空いた時間で10分、20分ずつ細切れにして見終えた次第でした。
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一連の事件に関連する人物ミスター・ホワイトを捕らえながらも、尋問の途中で脱走され、追跡に当たったボンドはしかし、彼を殺害してしまう。
情報源となるはずの人物を感情で殺してしまったと思われたボンドは、Mを始めとするMI6メンバーからその強引な捜査が理解されず、孤立してしまう。悩みつつも捜査を諦めないボンドであったが、僅かな手掛りから、ドミニク・グリーンという男にたどり着く。
表の顔はエコロジーを謳ったNPO団体の代表者であるが、裏の顔は、ヨーロッパと中南米を行き来し、利権と政権奪取の手段を名目にしたボリビア元
軍事政権のトップたる男に取り入る、非情な政商であった。
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前作の、比較的少ないアクションシーンを取り戻すべく、初っ端のカーチェイスから、生身の追跡、銃撃戦、格闘と、派手なアクションが要所要所で繰り広げられています。
ただ、やはりその分、前作で重視されていた(と思われる)心理描写といいますか、人間ドラマ的な要因が浅かったような気がしました。
# 前作にあった超イタそうな拷問シーン
もありませんでした。浅かった、というより、盛り込みきれなかった、といのが適切かもしれません。私としては、カジノロワイヤル のほうが好きですけどね。
# 上映時間的にも、20分ほど短かいですし(--;
とはいえ、それが逆に、今までの007シリーズ とはちょっと違うのではないか?という気もしています。
前作では、シリーズ最高の演技派俳優といわれるダニエル・クレイグ が演じる初の金髪ボンドであり、新たな007シリーズ の出発として、原作第一話を映像化しています。従って、再出発の意味合いが強い、意欲的な作品だったと思います。
私も含め、これまで同様と思って観た人たちには、シリーズのパターンやクセを脱した、斬新な作品に見えたかもしれません。
しかし、そのため逆に、これまでの007シリーズ の持つ、独特の雰囲気がやや薄れてしまったようにも感じました。
そんな作品に続く、本作、慰めの報酬は、その損なわれた部分を補って、本来の形に近い雰囲気に仕上げたのではないか、という気もします。
そう考えると確かに、アクション重視であることの他に、裏切り、疑心、軽い女性関係(笑)と、これまでの007シリーズ に近い要因がたくさん含まれています。
ダニエル・クレイグ の演技力の分だけ成長した、新生007シリーズ の開始、という感じが、非常に強く浮き出ている作品ともいえそうです。
今後の作品にも注目できそうなことを予見させる、秀作です。
今日はここまで。
007-慰めの報酬-