舞い戻る。 | HANDS

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hand in hand。

8年ぶりにブログに舞い戻ったスノ担。

ブログを最後に書いたのは2011年7月なので、
なんと8年ぶりに復活させようと思います。
相変わらず佐久間担です。

ブログ復活のきっかけはこのスノ激動の2019を克明に残したいのと、
単にJのツイ垢持っていないので独り言残す場所がないから。

ブログ書いてない8年間も、
スノのステージは大概見てきたし
どのお仕事も素晴らしかったから、
本当は空白にせず書いておけばよかったと後悔してる。
今回突き動かされたのは「RIDE ON TIME」と「歌舞伎ZERO」が大きい。

なによりもラウール君の存在が大きい。

2019年1月17日、タッキーの新会社設立と社長就任、そして
「Snowman」のメンバー増員が発表された。
朝から大騒ぎで、悲観的な声もたくさん見たけれど
長いこと彼らを見ていたファンからすれば「よかった」と思った人もいるはず。
私もそう思った。
今あえて変化を起こすこは、このまま終わるユニットではないってこと。
来るべき時に向けて、発展させておくべきユニットなのだってこと。

ジュニボ、ミスノを経て「Snowman」になってからは特に
結束が固くてメンバーの変動がないのが彼らの大きな魅力でもあったけど
みんな気づいていたのは「6人」に飛びぬけたセンター気質がいないこと。
個々の個性がハッキリ際立っていて、
美しいペンタゴンを描くバランスの取れたチームだからこそ。
ダブルセンターにして岩深もアリ、舘ナベもアリ、阿部サクもダテサクもアリで
入れ替え自由という利点もあるけれど、求心力のある1TOPが作りづらいと思っていた。

センターのないユニット。
みんな考えたことあると思うけど
「スノは誰がセンターならより大きくなれるのか」ってシュミレーションする時、
ナベショ・・・岩本・・・と次々考えては、パズルがピタっとハマる感覚がなくて、
その度「じゃ、センター要員で誰を追加投入するのか」でイメージできなくなって
投げ出していた。私はそうだった。

だからこのまま6人で行くのだ、そういうユニットなのだと思い込んでいたのに
増員メンバーが3人と聞いて、頭が?????となった。
1人センターを入れるんじゃなくて、3人足すの?
正直、3人とも「きちんと注目して見たことがない子」だった。
だからその時点で何も言うべきじゃないし、きちんと見たいと思った。
横アリ単独見てから言いたいこと言おうと思って
横アリに行って・・・

ものすごく楽しいコンサートだった。
語弊を恐れずにいれば「キラキラ賑やかになった」と思った。

スノはよくも悪くもステージ上で「ひとつ」であることが最大の魅力で
個々のキャラクターは立っているけど、全体になったときには「揃う」ことが当たり前で
はみ出すことを極力押さえてきたんじゃないだろうか。
そんな中、はみ出しまくる個体が3つも入ってきた。
あ、目黒君は合わせてくるタイプかな。
向井君とラウール君は、とーにかくはみ出しまくっていた。
ダンスもキャラクターも姿かたちも。
最高に良い意味で。
ヘキサゴンからノナゴンへ、っていうんじゃなくてつるっとした球から多面体って感じかな。
それはそれはキラキラして見えた。

2日間、横アリのステージを見て「何の文句もないや」って思って
手あたり次第、界隈の友人に大絶賛して回った。

増員が発表されたとき予想してたのは「スノに合わないメンバー」だったり
「スノのカラーが今さら変わるようなメンバー」だったらどうしてくれるんだ、って気持ち。
変化が怖かった。
でも実際にステージに立ったスノと3人はとても良好な関係に見えたし、
これまでの「同級生感」から「家族感」に変化しているようにも見えて
その変化はなんだかとてもあたたかな気持ちにさせた。

「家族感」
ラジラーで本人たちも話していたけど、母・ふっか、父・岩本の柱があって
とんでもなく可愛い末っ子が加わったことで、慈しみとか庇護みたいな感情が
メンバー間で生まれてるんじゃないかな。
ラウール君の加わったことによる効果って大きいと思う要因はここ。

youtubeで垣間見えるメンバーたちの距離感でしか私には図りしれないけど、
1月のメンバー発表から3/24の横アリ本番までの間
そしてラウール君のいない4月の京都の歌舞伎ZEROから
東京の公演が始まるまでのわずか1か月でもまた雰囲気がガラっと変わったように思う。

「うちの子可愛い」だなんて今まで聞いたことないワードがメンバー同士で
飛び交うのって新鮮だったし、一層メンバー愛が深くなった感じ。
さらにこれを受けるラウール君の堂々たる佇まいが安心感を生んでいる。
堂々としてない?
一回り違う先輩のユニットに入るっていう異例の状況に直面して
表で萎縮してる姿を一度も見たことがない。

2008年のサマリーでハッシーのABC加入が発表されたとき。
今のラウール君と同じ15歳。
あの頃のハッシーはJUMPに入れず1年が経って、後にインタビューで本人が話してたと思うけど
「後がない。加入の話を受け入れるしかない」
という覚悟があったし、ABCにはすでに仲の良いメンバーもいた。
それでも、元々ののびのびした姿じゃなくてちょっと窮屈そうだったし、ちょっとグレたよね・・・

状況からいうとハッシーと全く一緒ではないけど、15歳のラウール君は
入所から着々とダンス力で忍者入りしてほどなく、一回り年上の兄さんユニットに抜擢されて、
ハッシーとはまた違う覚悟を決めなきゃならなかったと思う。

これからこの事務所での仲間を作っていく段階で、固定された先輩ユニ入るってことは
自分の同世代とは「デビュー」を夢見ることができなくなるってこと。
これはこれで、相当の覚悟がいる重い決断よね。
だってね…

RIEHATA Project ② 【HATABOY】| Lil Jon & The East Side Boyz   - Get Low 


入所前のラウールくん。
世界のリエハタに見つかっちゃってるストリートダンスの神童が、なぜジャニーズにという大いなる謎。
(他の動画で、俳優志望らしいことリエさんにバラされてた)
世界直結のダンス界のエリートだったのに、
この日本のアイドル王国に飛び込んできてくれたことに感謝こそすれ
本人の迷いや悩みは計り知れないな、てずっと思っちゃう。

さてさて、ダラダラ長くなってきたから締めなくちゃ。

歌舞伎ZEROが千秋楽を迎え、ラウールくんの潜在能力が遺憾なく発揮されて、
9人になっても1人ひとりが霞むことなく個性際立つチームそのまま、
滝沢社長の夢をカタチにするキャストとしてのスタンバイは完了した。

次は何が待っているのか本当にワクワクしている。
こんなワクワクは久しぶり。
ひとまず埼玉アリーナの合同コンと、その後の少年たち、そしてその後の年内の活動が楽しみで仕方ない。

最後に。
千秋楽の岩本の言葉に、世界を目指す意思を感じた。
youtubeが解禁になったのは大きい。
間違いなくアジアはスノの公演を待ってると思うよ。