劇団CLOVER第10回記念公演 『TAKE OFF』
皆様のおかげをもちまして、素敵に幕を下ろすことができました。
代表として、鶴田規朗、心から感謝を申し上げます。
さて、最近のブログを読んでいただきお気づきかと思いますが、
劇団CLOVERはこの第10回公演を持ちまして解散することにいたしました。
支え続けてくださいました皆様には本当に感謝しております。
劇団のスケジュール帳を確認すると、659日仲間と一緒に練習をしていました。
延べ人数のお客様の数は2000人を超えるでしょうが、
お世話になった人の数はさらに倍かその倍か、本当に恵まれておりました。
鹿児島で若者が数人集まって、仕事の後に楽しんだ劇団の結末は、
第10回公演終了後の100を超える賛辞のメッセージと、
3通の期待はずれだというメッセージと、
3人の劇団CLOVERへの入団希望者がその評価であったように思えます。
私は劇団CLOVERの2代目の代表でありました。
これから先の3代目劇団CLOVERとなられる方へ
(名前にこだわらず、これから芝居を始める方へ)
芸術としての演劇は奥深く、極める道はとても困難です。
でも、遊びとしての演劇はとても身近で、気軽なものです。
独りで演劇はできませんが、わたしたちがそうであったように、
3人いればお芝居を始めることができます。
お風呂あがりの鼻歌のように、
高校のクラスメイトと携帯で写したバカな写真のように、
ビルの屋上に登って見上げた空がふと綺麗だと感じたように。
そんな身近なモノの方が時として人に好かれることもあります。
劇団CLOVERは演劇が嫌いになって解散するのではありません。
心から良かったと思える満足の第10回公演でした。
そういえば、直前に劇団員一同で参拝した成功祈願ではおみくじが 『 中吉 』 でした。
ならばきっと、まだ私たちには 『 大吉 』 の舞台がまっているのだろうと思います。
でもこのタイミングで解散するのは、結婚だったり、出産だったり、
ブログに出てくる劇団員のそんな幸せな報告が、とても愛おしく、好きだからです。
いまは、身近なモノを大切にするために、劇団は解散いたします。
劇団ではなくなったCLOVERのこれから先の物語も、
どうか変わらず応援していただければ嬉しく思います。
長くなりましたが、代表としての感謝の気持ちを述べさせていただきました。
本当に、本当に、本当に、ありがとうございました!!!
めっちゃくっちゃ、楽しかったですっ!!!
CLOVER 代表 鶴田 規朗