ジオラマの六角都市 | clockwork-sceneブログ「キロック」

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clockwork-sceneの心象風景、その記録。

今回のアルバムもメンバー皆で頑張って作りました。僕から見た紹介を書いていきたいと思います!



○楽曲

今回のアルバムは、インスト曲を含め全11曲。かなり昔からライブで演奏している「好きな言葉は赤」や、アルバムにて初披露の「41℃のバレット」など、元の曲が作られた時期もさまざまです。

まっけんは、1曲目のインスト曲「Hexagram Dioramacity」と6曲目の「雑草ポルカ」で作詞・作曲に参加しました。

1曲目は、皇子のイメージを聴きながら少しずつ形にしていきました。メロディよりは雰囲気を大事に、模型で出来た街を小さくなった自分がグライダーで飛び回っているような感じの曲を目指しました。みんなはどんなイメージ持ってくれたかな。

雑草ポルカは、長いことデモとして取っておいた曲で、過去1度だけライブでやったことある曲です。どうせなら皇子が作らない雰囲気のものを、という気持ちでクロックのデモを作っていたころだったので、アルバムの中でも雰囲気が違う感じが出てたら幸いです。

仕事や学校やどんなことでも面倒くさくなってしまった時に「もう寝よう」と口ずさんでもらえる日を夢見ます。



○録音・アレンジ

今回のアルバムでは、バンド全員でスタジオに入ってバランスを完璧に決めるよりかは、どちらかというと制作をしながら、調整をしていった割合が多いかなと思います。

時間泥棒のパレットよりも電子音が多めな印象かもしれません。

また、「Glass Sniper」と「出来合いの幸福」については、過去音源として出しつつも、トモさんにギターをリテイクしてもらってミックスしなおしたものです。

Glass Sniperはイントロのフレーズがギターに変わって、よりパワフルになって良かった!



○ミックス・マスタリング

前々回から引き続き、ミックス・マスタリングを担当させてもらいました。

ハードウェアは通さず、全てソフトウェアですが、それでもやる度に奥の深さを感じるものです。

ちょっとだけマニアックな話をしますが、新しく導入したプラグインとしては、Slate DigitalのVBC、A.O.M.のInvisible Limiter、u-heのSatinの3つを駆使しております。

どれも本当に素晴らしいプラグインで、個人的には、この3つのプラグインに助けられないと今回のアルバムは完成しなかったと思います。

プラグイン制作に関わった方々に深い感謝の気持ちを表明したいと思います。



○デザイン

写真・ジャケットデザインともに今回もエリちゃんに、とても素敵なものを作っていただきました。エリちゃんありがとう!

自然な夏の暑さと人工的な六角形の清涼感をどちらも感じる、そのバランスを感じるジャケットになっております。

写真は、皇子はじめ周りの強い推薦により蝶ネクタイです。

みんなメンバーが共通している柄あるよ。是非探してみて!



今回のアルバムも、沢山の人に助けられながら完成しました。

電車の移動中、家のコンポ、自動車の運転中など、色んな場所で聞いてみて貰えたら嬉しいです。



どんなアルバム?と気になった人は是非通販をやっているのでお問い合わせください!

そのうちまた全曲紹介動画が作られるかも!



きーぼーど まっけん