いよいよ左手が使えなくなってきました。

残念ながら、新しい点滴薬の効果もなく、症状の進行は止まらず、腕を肩より高く上げられず、手首、指にもチカラが入りにくくなってきました。

これまでも、右手や右足で経験してきたように、一旦進行が始まると、とことん進んでしまうようです。

そんな中で、スマホを入力するのもつらくなってきましたが、それ以上に不便なのがリモコン類。
結構重いし、ボタンを押すのをにも力が必要です。

また、テレビやエアコンなど機器ごとに取り出すのも一仕事。

そこでたくさんのリモコンをひとまとめにして、スマホで操作できるグッズをアマゾンでゲットしました。

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本当は音声入力で全ての操作ができるようになると良いのですが、まだそこまでは難しいようです。
それでもテレビ、エアコン、扇風機、部屋の照明がすべてスマホで管理できるようになって、大変便利になりました。

これに味をしめて、ベッドルームのエアコンや照明も、同じようにスマホで操作できるようにしようと、またまたアマゾンで別の種類のグッズを購入しました。

ところがこれが大誤算。
マニアル通りにいくらやってもWi-Fi接続ができません。

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挙句にモデムの設定の変更まで試すことになり、パートナーに頼んでモデムとパソコンをケーブルでつないでもらったりと大騒ぎになってしまいました。

せっかくの連休の中日。パートナーはパートナーでやりたいことがあったようなのですが、すっかり僕の道楽に振り回されることになり、かなりのお怒りモード。

時間がたつほどに怒りの度合いが増すようで、夜には口もきいてくれず、食事の用意もしてもらえない始末。

かろうじてトイレにだけは連れて行ってもらえましたが、とてもシャワーがしたいなんて言える雰囲気ではなく、ガマンすることになってしまいました(>_<)

さらに寝る間際には、「あなたはいろんな人にサポートしてもらい、やりたいことを自由にできるからいいけれど、私は誰の助けもなく、自由な時間も持てない。やりきれない。」と一言。

確かに、僕の病状の進行に伴ってパートナーの負担が増加し、彼女の時間がなくなってしまっていることは事実。

8月末の資格試験が近づくにつれ、焦る気持ちが高まり、ますます精神的にも不安定になってきているようです。

トイレにすら一人ではいけない僕が「自由」かどうかは、自分では何とも言えませんが、僕が何かをやりたいと思ったら、結局誰かが犠牲を強いられるということを、改めて感じる日曜日の夜でした(-_-)