僕は戸籍上は独身です。

3.11の大震災の直後頃から今のパートナーと一緒に暮らし始め、かれこれ5年近く経ちますが、故あって籍は入れられず、いわゆる「内縁の妻」風の関係のままです。

その後、ALSという厄介な病気を発症してしまったため、なおさら籍を入れて、パートナーに責任を負わせる訳にはいかなくなりましたf^_^;

一方、僕には血を分けた子供が2人、また2番目の奥さんの連れ子を、彼の結婚前に養子にしたため、戸籍上の子供は3人いることになっています。

養子にした子供とは、その母親と離婚してからも、車の点検などを頼んだりして会うことがありますが、実の子とは10年以上会っていません。

そんな状況なので、僕がもし今死んだら、僅かばかりとはいえ、財産はこの子供たちが相続することになり、パートナーには何も渡らないことになってしまいます(>_<)

もともと家事はあまり得意でないのに、僕のカラダが動かなくなってくるにつれて、いろいろと世話をしてくれたり、年末の引越しの準備も片付けもほぼ1人でやってくれたりと、気の毒になるほどに尽くしてくれます。

そんな彼女に、せめてもの恩返しと思い、もし僕が死んだ時に、何らかの財産があったとすれば、その全てを彼女に遺贈するための遺言書を作ることにしました。

実は、2番目の奥さんと結婚した時に、前妻との間で子供の養育費のことについてもめて、当時の奥さんの強い要望により遺言書を作ったことがあったので、今回は2度目の作成です。
まあ54歳にして2度も遺言書を作る人も、そうたくさんはいないでしょう(笑)

さて、一度経験があるので、要領はわかっています。
まずは公証役場に行って案文を作ってもらい、文章が固まったら証人を選んでもらい、その立会いの下で署名捺印すれば出来上がりです。

ということで、早速職場近くの公証役場に行って相談して来ました。

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公証人の先生も書記の女性もとても親身に相談に乗ってくださり、ありがたい限りです。

今回は、先々のことも考えて、遺言書のほかに後見人指名の証書も作っておくことにしました。

ただ、こちらの方は専門用語が並んだ契約書のようなもののため、解読して修正する作業が難航しそうです。

当分勉強が続きそうですf^_^;